今回は少し街から離れて神戸の季節の自然を楽しんで頂けたらと思います。急に冷え込んでいきなり真冬になりましたが、六甲山の神戸市立森林植物園が紅葉の真っ盛りです。
広大な園内には紅葉や楓以外にも様々な木々がその葉の色を鮮やかに染めており、多くの人々で賑わっています。紅葉といえば有馬の瑞宝寺公園が素晴らしいですが、神戸市街からは少し距離があります。
青空をバックに下から見上げた紅葉は真っ赤に染まり、コントラストが素晴らしいです。
園内には水辺も存在しますので、水と紅葉の風景も楽しむ事ができます。
時間帯によっては紅葉が水面に綺麗に映り、ダブル紅葉を堪能できるかもしれません。
外国人観光客もちらほらと見かけました。タイなどの南国では紅葉が見られませんので食い入るように見つめていました。
普段は街ばかり撮影していますが、たまには自然を撮るのも良いものですね。まるで絵画のようで新鮮でした。
赤だけでなく黄色の黄葉(こうよう)もなかなか美しいものです。
普段、撮影している人工物にはこうした細かな描写というのがあまり求められません。
陽当たりの良い場所にある独立した1本の紅葉の木が真っ赤で見事でした。大概の木は他の木々と群れているのでここまで葉が木全体に生え広がる事はありません。独立しているからこその美しさです。
やはりこの日本らしさが外国人観光客を惹きつける魅力なのでしょうね。この森林植物園の良さももっとアピールされるべきかと思います。
月末まで夜間にはライトアップも行われているという事です。昼間とは違って、ピンっと張り詰めた寒さの中で幻想的な風景が広がっている事でしょうね。
森林植物園を後にしてたったの20分後には大丸のイルミネーションを眺めていました。ネスプレッソのコーヒーカートリッジが底を尽きかけたので買いに来たのですが、クリスマス恒例の旧居留地の光の演出が始まっていました。
この手軽さがやはり神戸の大きな魅力ですね。香港やシンガポールなどのホテルに泊まると、テレビを付けた最初のチャンネルは必ず観光ガイドのミニ番組が繰り返し放映されています。神戸の各ホテルでも共通のプロモーション番組を制作して放映したり、海外での販促に活用するべきかと思います。
神戸市立森林植物園の紅葉
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク