葺合南54号線は中央区八幡通4丁目にある小野八幡神社。仁和3年(887)秋、平安時代の創祀で1100年以上の歴史を持つという同神社は三宮のビル街に佇む都心のオアシス的様相を呈しています。
なんとこの度、この神社を高層マンションに建て替える計画が明らかになりました。三菱地所レジデンスがここに地上19階 地下1階、高さ59.96メートル、総戸数105戸、延床面積10,661.90平方メートルの分譲マンションを建設します。1-2階には神社の社務所が設けられますので、日本初(?)の高層マンション神社となるようです。
所在地: 神戸市中央区八幡通4丁目323番
敷地面積: 1,438.35平方メートル
建築面積: 714.80平方メートル
延床面積: 10,661.90平方メートル
高さ: 59.96メートル
構造: 鉄筋コンクリート造
規模: 地上19階 地下1階
用途: 共同住宅(神社付)
設計: 現代綜合設計
施工: 未定
工事予定期間: 2018年4月1日-2020年1月31日
D’グラフォート神戸三宮タワーがすぐ北側に聳えていますが、敷地の周りの現況は木々が多い茂って鬱蒼とした雰囲気があります。また隣接して小野八幡公園というポケットパークもあるので、木々に囲まれて昼間でも少し薄暗い感じです。
完成予想パースです。マンションの外観としては特に特徴の無いオーソドックスなデザインです。南北を140-150m級のタワーマンションに挟まれているので、更にここに100m以上の超高層を建設するメリットはあまり無かったのでしょうね。北側はD’グラフォート神戸三宮タワーとお見合い部屋になってしまいます。都心の利便性を追求した物件となりそうです。ただ前述のポケットパークが間にあるので、密接する訳ではありません。今回の計画と合わせて公園も再生されるかもしれません。
計画地に隣接した南側の敷地には東横インが建設される予定なので、低中層階の一部は南側も眺望は開けていないものと思われます。
最近は東京、京都でも神社の敷地内を活用してマンションが分譲されるケースが増加しているようです。境内の一部を定期借地権によってマンションの敷地に充てるという方式が通例化しているようですが、今回のプロジェクトも同様の流れでしょうか。都会の小さな神社が生き残る事は我々が想像する以上に厳しいのかもしれません。しかし最近の三菱地所レジデンスは神戸への投資が活発化しています。
(仮称)神戸市中央区八幡通4丁目計画 新築工事
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神社をマンションに変えてしまうなんて
四宮神社(14階の社務所+共同住宅)のでかい版みたいな感じかな
これも時代の流れなのでしょう。
2年前まで神戸市中央区脇浜海岸通に住んでいまして、職場まで歩いて通勤する時には神社近くの紳士服のダンカンの前を通って、帰りには神社向かいのディスカウントストアのジャパンで買い物をしていました。
周りがタワーマンションやビルの中で、神社だけが変わらない三宮という感じでどこかほっとしていましたが、神社の方は生活していくために決断されたと思います。
そうですね。神社存続には致し方なかったんだと思います。
神社をマンションにするなんて、最悪です。
小野八幡様大好きなのに、神さまが悲しまれます。やめてほしい。
高層マンションなんて、神さまを見下ろす事になります。
神社をマンションにするなんて、最悪です。
神さまが悲しまれます。
高層マンションなんて、神さまを見下ろす事になります。
神社をマンションにするなんて。
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