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神戸市は西区の拠点として再整備を計画している西神中央駅周辺について西区総合庁舎の移転と文化・芸術ホールと図書館を併設した複合公共施設の建設を予定しています。
この文化施設整備については民間の資金とノウハウを活用する予定で、事業協力者の公募を開始しました。
事業協力者には以下の条件が求められます。
- 文化・芸術ホールの整備及び管理・運営
- 新西図書館の整備
- 地域に新たな人を呼び込む高質な中高層共同住宅の供給を自ら実施
開発予定地は駅の南側に広がる市有地(敷地面積約1.2ヘクタール)です。文化ホールは480席程度と想定されています。
公共性の高い施設の建設・運営のインセンティブとして中高層の分譲マンションの建設も許容されています。
民間分譲マンションと文化公共施設という組み合わせでは住吉駅近くで開発された住吉川リバーサイドフォーラム・ザ・レジデンスが実績としてあります。分譲マンションと東灘区図書館、だんじり資料館を組み合わせて建設されました。
9月には優先交渉権者を決定するというスケジュールですが、マンション開発のみのデベロッパーが文化施設の運営・管理を行うには少しハードルが高いような気がします。よってこの条件はやはり大手デベロッパーを意識した内容かと思います。さて応募事業者がどれ位あるでしょうか。
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マンション開発と文化施設運営の両方なら、東急が手を上げたりしないでしょうか。
今日所用で 南千里に行ってきたのですが、築後40年と名谷とほぼ同じ年数を得ているはずの街なのに古い団地を壊して高層マンションに立て直したおかげで若い層がズンズン引っ越してくるので人口は増え続けているのだとか。公共施設も駅前の新しいビルに入り使いやすくなって、一方団地開発当時からの公園や並木道には年数を経た木が立ち並び趣を与えていました。桜も大きくなり花見のできる大きな公園が駅前にあり多くの老若男女が集まってきてきました。名谷や学園都市が若返るためには やはり古い団地を壊して新しいマンションを建てるしかないのだと強く感じた次第です。西神のように一戸建ての多い地区は大変でしょうが。
2020年から、須磨区の名谷駅から少し北にある北落合のスーパーの近くの落合農住団地が、おそらくは全棟だと思いますが解体作業に入っています。
跡地がどう使われるのかは分かりませんが、もし新しいマンションが建ったら、スーパーの近くということで若い子育て世帯を中心に須磨ニュータウンの人口が若干は増えそうです。
市営住宅については、須磨ニュータウン内にある南落合住宅や東落合住宅などは近年はあまり募集がされていないようですが、北区や西区のひよどり台や押部谷や栄などと同じ様に「政策空き家」で、建物の老朽化ゆえの取り壊しが、須磨区の場合はもう少し先の話になるとは思いますが、市の方で考えられているのかなと感じられます。
県営の白川台住宅についても、取り壊してスーパー(コープ)に近い側に新しい高層マンションを建てる計画があるようです。名谷駅から少し南の竜が台の新しいマンションと似た様な感じですね。
西区も北区も須磨区も、元から住んでいる住民が新しい他地域から来た住民とともに、なるべくスーパーや駅前のショッピングセンターの近くに住めるようにして、街のサイズは昔よりコンパクトに縮んだとしても、文化的な魅力のある賑わいを取り戻せたら大変良いことだと思います。