地下鉄海岸線みなと元町駅の東出口に近接した用地で建設が進む「元町・栄町通プロジェクト」。現在、JR神戸駅の西側である中町通にある近畿大阪銀行神戸支店がこの場所に移転します。新築されるビルは地上5階建ての事務所ビル。
来春の開業を目指して、建設工事が進行中です。基礎工事をしていたと思っていましたが、いつの間にか地上躯体が姿を現していました。すでに上棟しているようです。このスピードで地上躯体の工事が進んだということは鉄骨造だったのでしょうね。鉄骨建て方を見逃してしまいました。
すでに外装材の取付も始まっているものと思われます。ファサードはアルミカーテンウォールを採用した現代風の金融機関ビルになる予定です。栄町通沿いにおいて地方銀行支店の集積や建て替え、増築等の設備投資熱が高まっています。
元町・栄町通プロジェクト新築工事の斜向かいでは兵庫県信用組合が本店ビルの増築工事を行っています。
みなと元町駅前の交差点角地には立体駐車場と閉鎖された松原ビル(茶色のビル)がありますが、ここは再開発が計画されていました。大阪ガス都市開発が地上13階建ての店舗付き共同住宅を予定していましたが、プロジェクトは白紙撤回。その後、旭化成不動産レジデンスが地上10階建ての店舗と共同住宅から成る複合ビルを建設する計画が明らかになりました。
商船三井興産ビル跡地に建設中のレジデンス元町海岸通も地上部の建設が始まっています。元町、栄町通周辺は小粒な計画が多いですが、実はプロジェクトの量としては都心エリア内では今、ダントツに抜きん出ており、最も大きく変貌を遂げつつあります。今後も旧りそなビル跡地のホテル計画が予定されている他、開発用地となるパーキングも多くまだまだ変化を続けていくことでしょう。
元町・栄町通プロジェクト新築工事(近畿大阪銀行神戸支店)と周辺の開発状況
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