加納町4丁目計画

(仮称)神戸市中央区加納町4丁目計画 新築工事 2025年6月の着工予定



信和不動産が取得した旧柏井ビル(セントラルシティ神戸三宮駅前第2ビル)及びエピファニービルのあるフラワーロード沿いは加納町4丁目の土地は両ビルの解体後、暫定利用としてコインパーキングとなっています。跡地の再開発の行方が気になっていましたが、遂にその計画概要が判明しました!



敷地面積は794.79平方メートル。1,000平方メートル未満なので、都心機能活性化地区内ではありますが、住宅建設の規制を受ける事はありません。フラワーロード沿いで三宮駅により近い立地だけに、これ以南の住宅建設は避けて欲しいという立地でした。



建築計画のお知らせが掲示されました。計画されている建物は地上18階 地下1階 延床面積8,473.87平方メートル 高さ59.87mの共同住宅です。プロジェクト名は「(仮称)神戸市中央区加納町4丁目計画 新築工事」。



現代綜合設計が設計を担当。建築主は信和不動産です。同設計事務所はほぼ共同住宅が専門の設計事務所です。地上18階のタワー型レジデンスとなる為、デザインは建物のランドマーク性を考慮し、全周バルコニーは採用せず、よりスタイル性を高めた外観となっています。



建築面積は585.29平方メートル。敷地西側にタワー式もしくは機械式パーキングを備えるものと思われます。この物件は賃貸マンションのスプランデットシリーズとなるのか、それとも分譲マンションになるのか。いずれにせよ信和不動産のフラッグシッププロジェクトになるのではないかと思われます。



斜向かいには同規模の高さとなる東横INN神戸三宮駅前が竣工を間近に控えています。



ほぼ同じ高さの建物が通りを挟んで立ち並ぶ事になる予定です。フラワーロードの三宮駅北側に並ぶ建物のスカイラインの新たなスタンダードが60mにセットされた事で、今後も同規模の建物が集積していく可能性が高まりました。



危惧していた通り、マンション開発になってしまいましたが、タワー型且つ都心立地のデザイン性を高めた建物になる計画である事が救いです。この建物の南側にも既存のマンションが1棟既に立地しているので、この建物以南に住宅が建設される事は阻止されなければなりません。解体中の旧東急ハンズの建物は必ず商業開発を進めて欲しいと思います。当該計画の着工は来年6月、竣工は27年11月末の予定です。

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