布引町3丁目計画

布引町3丁目の開発計画概要を予想する


加納町3丁目交差点近くで進行する既存ビルの解体撤去工事。フラワーロードに面した布引町3丁目にあった既存ビル4棟を一斉に取り壊しています。



解体されている建物は地上6階建てが2棟、地上4階建てが2棟。いずれも既に閉鎖されていた老朽ビルでした。三宮駅から徒歩5-6分程度の好立地でいつ再開発されるのだろうと何年も前から注目していた土地でしたが、ようやく動き始めました。



既に解体の終わっていた建物もあり、全ての土地を集約すると、敷地面積は500平方メートル程になるかと思われます。



この土地を誰がどのように開発していくのか。解体工事の発注者は井上ビル。恐らく解体完了後の土地を売却するものと推測されます。



すぐ北側の布引URビル跡地ではアパグループが大型ホテルの建設を計画しています。

ホテルが建つ場所にはホテルか群れていく傾向にあります。既に加納町交差点の北側にはフラワーロード沿いに複数のビジネスホテルが立地しています。更にアパがこれらに追い打ちを掛ける事になります。フラワーロード沿いではより駅に近い南側に今年、東横インも開業。



コロナ前はホテル新規開業ラッシュだった神戸の都心部ですが、ポストコロナでも徐々に新ホテルプロジェクトが増えてきました。この布引町3丁目の開発用地もやはり新たなホテル進出の受け皿としての活用が望ましいと言えます。まだ神戸に進出していないリッチモンド、ルートイン、マイステイズ、もしくは外資系エントリーレベル等の出店にも期待したいですね。



加納町3丁目交差点付近では次々と新たな開発の卵が生まれています。老朽ビルの解体跡地がまた一つ増えました。隣接する駐車場と一体的な開発が進むと可能性が広がります。



UR布引ビルの解体が始まった際にもあの巨大ビルが撤去されるに至った事に驚きましたが、大きな土地なだけに開発は難航し、時間がかなり掛かるのではと思っていましたが、想像より早くしかも大型ホテル開発という上々の内容で固まりました。更に周辺で追加の計画が出てくる状況は、完全に市況の流れが変わった事を意味しています。

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