JR・神鉄三田駅前の中核商業施設がKIPPY MALL (キッピーモール)です。駅前再開発によって2005年に開業。阪急百貨店をキーテナントとした地上7階 延床面積21,700平方メートルの再開発ビルです。しかし2021年8月に三田阪急が撤退し、三田駅と直結するペデストリアンデッキに繋がる2階の花形フロアが空きとなり、その後継テナントの早期出店が急務となっていました。
その後継として名乗りを上げたのは無印良品。三田市内では初の出店となります。12月2日(金)にグランドオープンを迎えました。
デッキから建物内に入ると、すぐに無印良品らしい木の床と暖かみのある内装に迎え入れられます。無印の店内はどこか人に落ち着きを与える穏やかな印象があります。
「無印良品キッピーモール三田」は売場面積1,880平方メートル。衣服、生活用品、食品の売場構成で、最近、新店舗では標準装備の有料のコーヒーマシンも設置しています。
無印良品という人気テナントを手に入れたKIPPI MALLは地域住民のにぎわい・集いの場としての役割を更に高めるものと思われます。
また2階には無印良品の出店に先立ってスターバックスコーヒーが6月に開業していました。
三田市内へのスターバックスの出店はこのKIPPI MALLが二店舗目となります。
好立地にスターバックスが出来た事で、KIPPI MALLの賑わいも増した模様です。最近は撤退した百貨店跡の商業施設が専門店街化してそれまで以上に集客力を高める例を幾つも見ていますが、この施設の場合は元々、百貨店の出店が1フロアのみだったので、そこまで大きな影響は無さそうです。
売場の柱も木材で覆われてナチュラルテイストが満載です。
スターバックスと無印良品という二大人気テナントを手に入れた事で、三田駅前の集客性に磨きが掛かった事になります。
しかし無印良品の出店攻勢には正直驚きです。兵庫県内でも今年に入って、エキソアレ西神中央、神戸阪急、西宮ガーデンズ、エコールリラ岡場と続き、そして三田と一挙、5店をオープンさせました。
三田市内の商業地図は三田ウッディタウンと三田駅前が主要な施設の集積地で、更に本格的な買物にはイオンモール神戸北・神戸三田プレミアムアウトレットに出向くという流れかと思います。三田駅前は今後、新たな再開発計画が進行する予定で、商業施設の充実度が高められる予定で、中心市街地の復権を目指します。
地域探訪: 三田・KIPPY MALLに無印良品とスターバックスがオープンし集客力を高める
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