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長らく基礎工事が続いていたJR神戸駅前の神戸駅前大晶ビル新築工事。村上工務店の施工で進むテナントビルの建て替えプロジェクトです。いよいよ予想通り3月に入って基礎工事が完了し、工程は次のステップに移行を開始しました!
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プロジェクト概要
(仮称)神戸駅前大晶ビル新築工事
所在地 神戸市中央区相生町2-3-4
事業者 大晶興業株式会社
敷地面積 約322m2
建築面積 約282m2
延床面積 約2,419m2
高さ 30.3m
構造 鉄骨造
規模 地上9階
用途 店舗(物販・飲食・クリニック・学習塾)
設計 建築設計工房OKAMOTO
施工 村上工務店
基礎工事が先行していた敷地の東側から鉄骨建方が遂に開始されました。まずはこの部分の鉄骨工事を一気に9階まで進めていくものと思われます。
道路からかなり後退した位置に建物が立つ事になります。
やはり隣の駐車場等と土地を集約しての開発が進められると理想でした。駅前の一等地における土地活用は一定の公共性が満たす事を義務を課す事を特区を用いて制度化出来ないでしょうか。
現状、神戸駅前で建て替えが進むのはこの建物のみですが、周辺には老朽化している建物が多く存在します。近隣の老舗和菓子店「菊水総本店」も今月に閉店を予定しており、その後の建物や土地の行方も気になるところです。駅前にあった吉野家も神戸駅構内に移転しました。水面下で再開発に向けて動き出しているのであれば、期待したいところです。
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菊水総本店も建物買収の話ありきの閉店決断だったのかもですね。
それにしてもほんと真ん中の一軒家なんとかならんもんですかね。
時間の問題でもあるかと思いますが、どれくらいの時間かは分かりませんね。
土地を一定規模以上に集約化した場合、容積建ぺいや高さにインセンティブを与えるなどの施策が必要でしょう。
現在のように、1000㎡以上に集約すると土地利用に制限がかかるようでは大手デベロッパーの参入は見込み薄です。
神戸市中心部の土地集約化は進まず益々コンパクトマンション、ビルばかりになりそうですね。
中小事業者もビル新築工事で頑張ってくれていますが、やはり大手デベロッパーが産出すビル群には到底及びません。都心部の再開発で高規格のビルが欲しければ大規模投資を引き寄せるような大胆な規制緩和しかありませんでした。
大手デベロッパーが投資しやすい環境を創り出すことが、一番の早道だったのです。
何故、神戸市には規制緩和の重要性が理解出来ないのでしょうか。大胆さとダイナミックさがかつての神戸市の醍醐味だった筈なのに、小ぢんまりとまとまろうとする傾向が強いのは理解に苦しみます。