基礎工事が進んでいた中山手通のホテルプロジェクトですが、昨年11月の中旬以降の過去2ヶ月に渡っては作業が進んでいた形跡がありませんでした。
今年初めて現場を訪れてみると、構築された地上階の躯体にブルーシートが被せられていました。
作業がストップしたままの状態であれば剥き出しの鉄筋が錆びてしまう為、ブルーシートで覆って保護しているのでしょうか。この保護策は工事の中断を意味します。事業主のプレジャースコーポレーションは大阪でホテル6棟を運営していますが、大阪もホテルの建設ラッシュで飽和に近づいている可能性が有ります。中国経済の停滞と訪日客の伸び率の鈍化によってホテル需要に一服感が出始めており、競争は激化しています。
そんな状況下で資金繰りの悪化が懸念される事によって一旦、様子見の工事中断の可能性があるのではないかと思われます。神戸もホテル建設ラッシュによって立地条件や老朽化の進むホテルは経営か厳しくなり始めている可能性もあります。万博やIR等、大きな起爆剤は控えていますが、これらの果実が熟す前までもたないホテル事業者も出てくる事でしょう。このプロジェクトは着工までにもかなりの時間を要しましたが、今後の成り行きも注視が必要です。
追記: 読書の方からコメント情報によると、施工会社の倒産による工事中断との事です。新たな会社と契約が締結されれば、工事再開の可能性が高いと思われます。
(仮称)中山手通ホテルProject 計画頓挫?建築工事がストップした模様
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今年に入って、新規ホテル開業の相次ぐ京都市の宿泊料金が値下がりしています。日曜の夜だと一泊5千円台のホテルも珍しくありません。おそらく稼働率が落ちているのだと思います。当初見込んでいた収益が上がらないとなれば、企業側の新規出店計画も見直しを余儀なくされることでしょう。神戸に影響はあるでしょうか。
施工していた大阪の建設会社が倒産したため工事がストップしているみたいです。
最近、重機が入り基礎撤去が
始まったようですが
今後どうなっていくのでしょうかね。