駅関連

JR摩耶駅新設工事

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JR六甲道-灘間で開業が予定されている(仮称)JRまや駅。正式駅名がJR摩耶駅とJR西日本から発表されました。

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2016年春の開業を目指して新駅の建設工事は順調に進んでいるようです。

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橋上駅舎部分は鉄骨建方が完了して全体が養生ネットで覆われています。外壁材の取付と内装工事が同時進行で進められているものと思われます。

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ホーム部分も構築が進んでおり、すでにコンクリート打設が終わってプラットフォームが姿を現しています。一部ではホーム屋根の構築が始まってだんだん駅らしくなってきました。

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駅南側の出口は土地の高低差が大きいため、非常に長いエスカレーターとエレベーターが整備されます。

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建設現場に掲示されている駅周辺の整備計画図です。駅前広場は北側のみ整備されます。

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駅舎内2階平面図です。あまり広い構内ではないようです。付近にはあまり商業施設が見受けられない中、エキナカの店舗は生活利便施設のテナント出店が見込まれます。

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駅舎の整備と合わせて線路沿いの細長い敷地を最大限活用した開発も進められています。北側ではJR西日本と三井不動産レジデンシャルが分譲マンション2棟を建設中です。「摩耶シティCOMFORT」、「摩耶シティDELIGHT」の2棟で162戸が供給されます。

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2棟はもうほぼ外観が完成しているようです。まだ北側にはマンション建設用地が残っていますので、大規模なマンション開発が計画されていますが、現在、世間を騒がせている例の杭打ち問題がこれから進められるプロジェクトにどういった影響を与えるのか計り知れません。

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敷地西端には保育園が開園します。めばえの園・分室だそうです。

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ではめばえの園・本園はどこにあるかというと、線路の反対側・建設中の橋上駅舎に隣接した東側の土地に開園しています。駅が開業すれば駅前保育園に早変わり。新駅の開業で沿線人口はますます増えそうです。市はHAT神戸内に小学校を開校すると発表しました。人口が伸び悩んでいる神戸にあって灘、東灘区は人口増のための砦です。



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POSTED COMMENT

  1. 匿名 より:

    2016年春の開業ではないですか?

  2. Forest Walker より:

    摩耶駅の駅舎は箱形でデザイン性が薄く、ちょっと残念。

    あ、今日、三宮に寄ったら、阿波銀行の養生シートが外されてました。こぶりながら、おしゃれな外観でしたよ。

  3. しん@こべるん より:

    失礼しました。2017年に修正致します。

    Forest Walkerさん
    最近の地方駅の新駅でもかなり凝ったデザインの駅舎が増える中、摩耶駅は本当にシンプルで普通ですね。設置費用は全額JRの自己負担なのであまりお金を掛けずに乗客数を増やす戦略です。

  4. カン より:

    神戸東部は人口増の砦とのご認識に共感いたしますが、行政はご存知の通りここにも強力な高さ規制をかけてきましたね。
    曰く、神戸都心への重心形成のためとか・・・
    もっと規制を緩和して、ここでの沿線開発によって増加する都市計画税や住民税を都心部へ集中投資するようなしたたかさも持って欲しいですね。
    ここを規制しても芦屋や西宮にせっかくの需要を持っていかれるだけだと思うのですが・・

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