約7年近く前にJR西日本がJR元町駅から兵庫駅に渡る高架の耐震改修工事に着手すると発表した際は「流石に不可能では?」と思いました。しかしJR神戸駅-兵庫駅間から着手が可能な部分より工事を開始。三ノ宮駅、神戸駅、兵庫駅の各高架駅も耐震改修が完了しています。ここ数年では元町駅高架下の店舗も次々と閉店し、耐震補強が進行中。しかし最大の懸案はモトコーとして親しまれてきた元町高架下商店街でした。ここには戦後より数多くの店舗が営業してきたからです。
モトコーは神戸駅へ近づけば近づく程、ディープになり、人通りも減っていく傾向にあり、一時は治安的にも問題視された事もあります。しかし最近では若い経営者の出店も増え始め、以前とは異なる面白さが出てきた感もありました。
しかしながら元高3番街をはじめすでに多くの店舗が閉店し、耐震改修工事が開始されています。
高架下北側を望むと仮囲いが延々と続く様子が見て取れました。もうここまで工事が進んでいるのかと正直驚きました。北側は2017年3月にJR西と各店舗との賃貸契約が満期となった為、先行して工事が開始されています。
南側も昨年3月に期限満期となり、多くの店舗が閉店もしくは移転しました。移転先の多くは同じモトコー内です。従ってこれらの移転先もいずれは再び工事が始まる為、一時的な移転先でとなります。
モトコー内にはJR西の耐震工事の進め方に反対する店主が集まったモトコーを守る会の主張が張り付けられた掲示板が設置されていましたが、その内実はモトコーとは全く無関係の張り紙も多く、政治的に利用されている感が濃厚です。
事実、契約期間は満期を迎えていますが、まだ営業している店舗も散見されます。
仮囲いには通常営業している旨が書かれています。
南側の店舗区画は一旦、神戸市がJR西から借り上げた上で各店主に転借という形式を取っていましたが、契約満了と共に市も契約更新を見送りました。5~7番街は店主の高齢化と共にほぼシャッター通り化していた事もあり、モトコー自体の将来性も決して明るいと言えない状況だったのは確かです。JR西は再整備の方針として、物販店や飲食店を集約する案を示しているようです。1、4、5番街をJR西が直営し、2、3、6、7番街に既存店舗を集約する予定との事ですが、そもそもすでに7番街までを埋め尽くす事のできる店舗数は残っておらず、再開発されても規模は縮小されるのではないでしょうか。昭和の香りを色濃く残す事で差別化を図っていた面も強くある他、資金力の無い若い経営者が小さな区画から商売を始めるインキュベーション・いわゆる今流行りのスタートアップの流通・外食版的な機能を持つ事が最近のモトコーの活用方法になりつつありました。また神戸市としては上手く活用できれば、大阪・西成や黒門市場が外国人観光客に人気を博しているように、インバウンド向けの新たな観光資源にもなり得る場所でもありました。しかしながらJR西の立場としては耐震強化は必須でしょう。非常に難しい問題です。好むとも好まざるともJR西の耐震化工事は進んで行く模様です。
個人的には三ノ宮-元町駅間のピアザ神戸を再開発して欲しいと思っています。中央幹線が野暮ったいのはさんセンタープラザも高架下も内向きの商業施設で外側に対しては一切の気配りが無いからに他なりません。三宮クロススクエア構想では中央幹線上をフラワーロードより西側にまで歩行者空間を拡大する予定です。今の高架下では目の前の道路を歩行者空間にする価値がありません。
モトコーの店舗閉店・移転本格化 将来的な再整備はどうなる?
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憲法9条やら基地がどうこうやら、いつもの反日サヨクの面々に利用されてますね。
やはり共産党をはじめとするサヨクのせいで神戸の再開発が邪魔されているのが現実です。
確かにモトコーは集客の可能性は感じますが、あまりにも雰囲気が閉鎖的過ぎるように思います。商売に適しているかどうかという問題以前に、「モトコーで出店すると、モトコーに無関係なことも含めて政治参加を全員強要させられる」という悪いイメージが先にきて敬遠されてしまいます。もし実際はそうではないとしても。
正直に申し上げると、今の神戸の「良くない部分」を10倍濃縮したのが、今のモトコーだと思います。
以前jr三宮内のパブガブ(三宮ターミナルビルの一階)の求人が出ています。求人内容は駅構内と。どこかにできるのでしょうか?
同じく前々から不思議な光景だと感じていたのが三宮から元町→西元町までの中央幹線道路です。 高架下が、サンプラザがセンタープラザがメインだから?中心だから、本来メインの目抜き通りであるはずの中央幹線が裏に裏通りになってきました。
モコトーも高架下も子供の頃からの思い出も思い入れもありますが、もう一新する時期が来たのでしょう!心境は複雑ですが今こそリニューアルしてもっと発展していただきたいと思っています。
モトコーに関してはアングラ感を残しつつ、番街ごとにテーマをきめて、モトコー全部をひとつのテーマパークのように整備すると面白いのではないかと思います。
例えば各番街ごとに時代設定をして、「昭和横丁」「明治横丁」「江戸横丁」「平安横丁」とか
サブカル感を出して「カワイイ横丁」「サイバーパンク横丁」「大正ロマン横丁」とか
ちょっとした旅行気分が味わえる 「アジア横丁」「アメリカ横丁」「ヨーロッパ横丁」「アフリカ横丁」とか
番街が変わるごとに異世界に来たかのような演出をしたら飽きずに歩けそうな気がします。
出店する店舗には特に、制限とかエリアをまとめたりせずに自由に出してもらって あえてゴチャゴチャしてるのもいいかもしれません。
全て妄想です笑
元町周辺は中華街チックなデザインにして、高速神戸周辺はハーバーランドのおしゃれなデザインにするのはどうでしょう?
まずは国鉄時代から市場価格の3~5分ノ1の地代で
力ずくで不法占拠してんのを、どーにかすんのが先決でしょ。
モトコーの再開発を自分なりに考えました。店舗を挟んだ中央の通路をやめて、通路は、北と南の歩道にします。店舗は、高架の中央に並べて、北の歩道と南の歩道を貫く一店舗にします。つまり、一つの店舗の入り口が北と南にあります。店舗は歩道より内側に壁面を作り、歩道を広げます。内側に広がった歩道に飲食店なら、椅子を並べてテラスにして食事したり、物販店なら、ワゴンを並べたりします、店舗壁面から、歩道をカバーする雨除けのアーケードを作ります。オープンテラスが南北の歩道にあり、外から見て
景観も、よくなります。柱とか構造の問題もあるでしょうが、こんなのが元町駅から神戸駅までできればと思います。神戸が綺麗になって観光客が増えればと思います。