布引町3丁目・フラワーロード沿いにあった複数の閉鎖雑居ビルが解体撤去の上、更地化されていましたが、アスファルトが打設されてコインパーキングとなりました。

しっかりとしたパーキング設備が整っている為、当面の間はこの暫定利用を継続する固い意志が感じられます。この土地をまとめて保有するのはどの会社なのか。地価上昇に伴い、将来的には売却されてデベロッパーによる開発に繋がるのか。

南側のUR布引ビルにはアパグループの大型ホテルが建設される計画で、パーキングが閉鎖される為、その需要は新しいパーキングが引き継ぐ事になります。UR布引ビル跡地のパーキング利用は3-4年というスパンでした。

布引町3の新パーキングの開発は神戸空港国際定期便就航開始の2030年がひとつの節目になりそうです。周辺部で増えているマンションを尻目としながらも、安易に住宅開発とはせずにパーキングとしての暫定利用へと移行した事は懸命かと思います。フラワーロードを挟んで向かいのパーキング跡地にも新たな共同住宅の建設が開始されています。

同様に加納町4丁目の2棟のビル跡地を集約した信和不動産が取得した土地にも地上18階建のマンション計画がありましたが、地中障害物撤去工事の完了後、すぐさま新築工事に移行すると思っていましたが、中断しました。

再び土地の一部にアスファルトが打たれ、コインパーキングループとしての暫定利用を再開しました。

ただ駐車区画は砂利にロープを張った簡易的なものなので、この中座期間はあまり長くない事を物語っています。一旦、工事を止めている理由は何でしょうか。考えられる理由は以下です。
- 施工事業者との契約がまとまっていない
- 計画の見直しや変更或いは中止
- 建築資材の手配遅れによる延期

建築費の高騰によって開発事業によって利益を創出する事がより難しくなっている昨今、地価上昇を背景に取得した土地をより高い値段で転売する事も選択肢の一つです。信和不動産は東急ハンズ跡地の開発も控えている為、この土地を売却して投資資金をそちらに振り向けるという事も考えられるのではないかと思います。その場合、取得者には住宅開発ではなく、商業・業務開発を目指して欲しいと思います。

