サンベル400

(仮称)小野柄通5丁目プロジェクト新築工事 サンベル400跡地 本体建設工事に着手


鉄骨工事が本格化する雲井通5丁目のバスターミナルビルから中央幹線を挟んで真向かいでスタートした(仮称)小野柄通5丁目プロジェクト新築工事。サンベル400跡地で大和ハウス工業が進めている複合ビル計画です。



奇しくも三宮町1丁目の東洋カーマックスパーキング跡地も大和ハウス工業がホテルを建設しました。立体駐車場と大和ハウスの組み合わせは相性が良いのでしょうか。



既に既存建物の地中障害物撤去工事も完了しており、三点式パイルドライバ1機が投入されて、建設工事がスタートしています。



現段階の工事は杭工事です。



工法にセメントミルクタンクが確認できますが、何故かセットになる筈のクローラークレーンが見当たりません。



神戸市内の現場では鉄骨製作工場の表示が義務付けられていますので、鉄骨造の建物の場合はこの表示で構造が判明します。他市はどんな種類の建物も建築計画のお知らせが掲示されますが、神戸市は何故か特定の建築のみが対象です。大和ハウスは鉄骨も内製しています。



大型重機が入り、開発工事らしい景観となりました。西日本最大級のバスターミナルが誕生するとあって周辺のホテル集積度は都心エリア随一です。



大和ハウスの新規プロジェクトの他、西側斜向かいには東急REIホテル、ブレンザホテルが立地。



東側斜向かいにはコンフォートホテル、ヴィラフォンティーヌ、サンサイドホテルも立地。



更にバスターミナルビル上層階にもEVOL HOTELが開業予定で、2027年までに7軒がひしめく激戦区へと変貌する予定です。大阪や京都ではホテルの客室不足が表面化しています。5年後には訪日客の数は現在の約倍の6,000万人になると予想されており、否が応でも神戸にもその波は押し寄せ始めるでしょう。今後も新規ホテル開発は継続していく事が予想されます。

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