ウォーターフロント

神戸市港湾局の来年度予算資料に描かれたウォーターフロントの未来予想図


先月、来年度の予算案について神戸市から総合的な資料が発表されましたが、各市部局も更に詳細な予算案を作成し、公開しています。その中で市港湾局が発表した案にウォーターフロントエリアの新たなイメージが公開されました。



その一枚は中突堤周りを描いており、そこには特筆すべき内容がふんだんに盛り込まれています。

まずはモザイクのある高浜岸壁から中突堤間に桟橋が架橋されており、ここにフェリー乗り場が移設されている点に注目が行きます。この桟橋ができると、高浜岸壁とメリケンパーク間の回遊性や利便性が大きく向上します。

そして現在のフェリー乗り場は噴水ショーが行われている様子が見てとれます。神戸港内での噴水ショー実施は私も繰り返し実現を望む旨をブログに書いてきました。是非ともラスベガスのベラジオと同等以上の噴水ショー設備を整えて欲しいと思います。

そしてこれまた幾度も提言してきた中突堤フェリーターミナルの再開発。フェリー乗り場が沖合に移設される事で、かもめりあ跡地の活用が可能となり、屋上を緑化したホテルと商業施設のような複合ビルが描かれています。中突堤中央ビル跡地も再開発されていますね。



更には波止場町の船溜まりの埋め立て後の様子を描いたイメージパースには、神戸地方第2合同庁舎別館跡地の低層集客施設、その南側に2棟の大きな商業施設やLRTが走る様子も見てとれます。またこれまで海軍操練所の遺跡調査が行われていた阪神高速神戸管理部の西側の旧国有地にも中層の建物が確認できます。

具体的に再整備内容が固まったいる三宮に対し、ウォーターフロントはまだまだフリーハンドでプロジェクトが描ける為、その内容もワクワク感に溢れていますが、今回のイメージはかなり具体性もあり期待が高まります。今後の具体化が非常に楽しみです。

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