神戸市は新たに中国・上海吉祥航空による国際チャーター便の神戸空港就航表明を発表しました。4月18日より運航を開始し、神戸と上海、南京の2都市の間に毎日、往復便を飛ばします。これまで就航を表明した航空会社の中で、中国本土とのチャーター便は今回が初めてとなります。
運航に投入される機材は、神戸空港への乗り入れを表明している他航空会社と同様にエアバスA321もしくはA320。座席数は約200席。同航空は関空、羽田、福岡、中部、那覇、新千歳にも就航しています。
これで正式に就航を表明した航空会社は、大韓航空、台湾・スターラックス航空、ベトナム・ベトジェットに次いで4社目となります。モンゴルのフンヌ・エアーはまだ正式表明には至っていないようです。就航を希望するエアラインが10社以上あると報道されており、神戸市や関西エアポートがどの会社を受け入れるか検討中のようなので、フンヌ・エアーはあくまでもその中の一社に留まっているのかもしれません。もし40往復便の枠が埋まってしまうと、上限の更なる引き上げはターミナルやCIQのキャパ、航路の安全性等を含めた上で、検討の余地があるのでしょうか。
神戸空港に上海吉祥航空が4月から就航表明!正式な定期チャーター便就航は3社目
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いわゆる定期チャーター便の就航が新たに決まり、嬉しく思います。中国は何といっても人口を背景とした多大な経済効果が見込まれますので、インバウンド需要および神戸を拠点としたビジネス需要ともに活況を呈しそうです。これも神戸市が長年に亘り、国際港湾都市としての地位と実績を確立し続けてきたからこその縁であると考えています。現在も神戸港から上海への定期船も毎週出ていますからね。
上海からのインバウンド需要も勿論ですが、日本からのアウトバウンド需要として、「上海~蘇州~無錫」を巡る旅行商品などが販売されれば、中高年層に喜ばれるかもしれません。
また南京への就航記念に、神戸・南京町が文化交流や人的交流で更に盛り上がってくれれば尚良いと思います。