神戸駅周辺

JR神戸駅前・建設中の平山商会ビルとその周囲で計画される新たな開発プロジェクトが始動



JR神戸駅北側広場前で建て替え工事中の平山商会ビル。従前は4階建の建物でしたが、7階建に規模を拡大して新しい本社ビルが建設されています。



北東面の間口は5-6m程でしょうか。戸建て並なので、非常にスリムな建物です。



平山ビルディング Grand Front Kobeと書かれています。これが新しいビルの名称となるのでしょうか。既にテナントの募集を開始しています。医療モール他を想定しているようです。



平山商会は1-3階及び7階を使用し、4-6階の3フロアにテナントを募ります。



建物の竣工は来年2月を予定しています。駅前立地で利便性は高く、駅前広場が再整備された後には美しい広場を一望する事ができるようになるでしょう。



その平山ビルを囲むように更地が広がっています。複数のビルの解体跡地ですが、この土地の開発も決定したようです。建築計画のお知らせが掲示されました。



計画によるとスナダプロパティが地上15階 延床面積4,067平方メートルの共同住宅を建設する予定です。



建物にはワンルーム112戸及び店舗1区画が入り、12月上旬に着工、26年6月末に竣工予定です。施工はスナダ建設。



とうとう駅前広場立地にマンションが建ちます。敷地面積は1,000平方メートルに満たないので、市の住宅建設規制には掛かりません。近隣の新神戸ビル跡地もマンション開発が行われる模様です。都心機能誘導という住宅建設規制は名ばかりで、単にタワーマンション急増による小中学校のキャパシティの逼迫を抑えたいだけの規制としか思えません。今回の計画はせめて店舗が1階にあるだけ良いですが、設計を担うTK都市建築設計にはランドマーク性の高いデザインの建物を期待したいと思います。

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です