オープンから大盛況が続く神戸須磨シーワールド・通称「スマシー」。その揺るぎない人気の屋台骨を支えているのは、何と言ってもオルカスタジアムでしょう。
全国でもシャチを展示している水族館は鴨川シーワールド、名古屋港水族館、そして神戸須磨シーワールドのみです。そして更にシャチのパフォーマンスが見られるのは鴨川と神戸須磨のみに限られています。
オルカスタジアムは4フロア構成となっており、1階はレストラン、ギフトショップ、展示ホール、インフォメーション、エントランスゲート等で成り立っています。パフォーマンスを観覧するスタジアムへはエスカレーターで上階へアクセス。
スタジアムの2階レベルは広々とした滞留ゾーン。トイレもこのフロアに備わります。
東端にはテイクアウト専門の「PORT DINER」があります。大洋を航海中にひと休みする港をイメージした店舗で片手で気軽に食べられる軽食やドリンクを販売しています。
パフォーマンスが始まる前までの間、観覧席で待ち時間を過ごす際にも重宝する店舗です。シャチソフトクリーム等のオリジナル商品も人気です。
従って行列が出来ていました。ショーが始まるまで席でドリンクや軽食を楽しむのも最高です。
観覧席には2階から階段を経て1フロア上がっての入場となります。スタジアムの収容人数は約2,500名。観覧席のほぼ8割は大屋根に覆われており、雨や陽射しを遮ってくれます。
眼前には真っ青なオルカプール。手前にパフォーマンスが行われるメインプール。奥にスタンバイ用のプールがありますが、シャチはこれらを自由に行き来しているようでした。
パフォーマンス前には自由にプール横に行って、悠々と泳ぐシャチを眺める事ができます。
パフォーマンス前のシャチはゆったりとリラックスしているようでした。プール内には2頭のシャチがいます。
パフォーマンスは週末や祝日は一日5回、平日は3回を実施。夏休みや繁忙期の平日は回数を増やしている模様です。
軽快なミュージックが流れ始めると、トレーナーさんが浅瀬プールにスタンバイ。シャチもショーに合わせてトレーナーさんの所に行きます。
そしていきなりもう1頭の大ジャンプによるオープニング!
水しぶきを高く上げての大迫力!!いきなり度肝を抜かれます。重量感のあるシャチが水面にボディごと着水すると、ドンっという鈍い音と共に大量の水が空を舞います。
とにかくシャチはジャンプしまくり!トレーナーさんが手を上げると、シャチへのジャンプの合図です。
シャッターチャンスはかなり沢山訪れます。ただどこから水面に出てくるかは予想出来ないので常に身構えてチャンスを捉えます。
極め付けはボールを跳ね飛ばす大ジャンプ。水面から大きく縦に飛び上がり、空中で一回転!
見事にボールに尾ビレを当てて、弾き飛ばしました!
トレーナーさんが水中に飛び込むと、シャチは背中に彼女を乗せて悠々とクルージング。
時には背泳ぎで腹の上にトレーナーさん乗せます。トレーナーさんが片足を水面に打ち付けると、シャチも尾ビレを水面に打ち付けます。
シャチが口先でトレーナーさんを持ち上げて泳ぎます!
更には口先でスタンディング!見事なバランスです。
シャチのパフォーマンスの大きな醍醐味の一つはスプラッシュ!ジャンプの度に観客席の前列には大量の水が降りかかってきますが、更にシャチをプール付近で逆さに泳がせたり、平行に泳がせて、尾ビレで観客席に水を浴びせるパフォーマンスを行います。
前列の8列目前後までは大量の水が降り注がれます!しかも海水!カメラやスマートフォンは要注意です。水を浴びたいけど、濡れたくない人は売店でポンチョが購入できます。
フィナーレは浅瀬のプールにシャチが上がって、まさにシャチホコのポーズ!
油断しているともう一頭によるダメ押しの大ラストジャンプ!
ドッカーンと最後の水しぶきが前列に容赦なく襲いかかってきます!
熱狂冷めやらぬ内にダイナミック・大満足なパフォーマンスが大歓声とともに終了。一斉に退場が開始されます。
パフォーマンスの開始時や一つの芸が終わる度にトレーナーさんがシャチを褒め讃えて、両手でシャチの頭を思いっきり撫でて愛情を注ぐ姿がとても印象的でした。
パフォーマンスが行われる際のスタジアムの混雑状況ですが、開演の30分前位でも席を選ばなければ、確保は可能です。中央下段から席が埋まり、両翼前列や上段は席に余裕がありますが、開演前までには満席になります。濡れる事覚悟であれば、両翼前列は比較的、席は確保しやすいと言えるでしょう。ドルフィンパフォーマンスも素晴らしいのですが、シャチの重量級パフォーマンスはその上を行きますので、順番としてはドルフィンを見た後にオルカのパフォーマンスを見るのがオススメです。
神戸須磨シーワールド開業特集 Part2 オルカスタジアムで繰り広げられる大迫力・大満足のシャチのパフォーマンス
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