名谷におけるリノベーション神戸プロジェクトの中核の一つである北須磨支所ビルの建設工事は外観の完成に向けて近づきつつあります。また神戸市よりこのビルのオープン日を8月13日(火)に決定した事が発表されました。
北須磨支所ビルは仮称かと思っていましたが、そのまま正式な施設名称になりました。
建物全体を覆っていた足場は、西側の一部が撤去され、建物裏面部分の外観がお披露目されています。
この建物のデザインの醍醐味部分はまだファサードとなる北面、南面共にベールに隠されています。
神戸市よりこれまで殆ど公開されていなかった北須磨支所ビル内部のイメージパースが公表されました。1階のエントランスホールは2層吹き抜けの開放的な空間で、天井等を中心に兵庫県産天然木材を多用して明るく温かみのある現代的な公共施設をリードするデザインです。
1階の総合案内カウンターとエレベーターホールの様子です。中央区総合庁舎を彷彿とさせます。
2階には広く未就学児を対象に、親子で遊んだりくつろいだりできる屋内のひろば「おやこふらっとひろば名谷」が整備されます。他の区のおやこふらっとひろばより面積も広い310平方メートルとし、大型遊具を設置する等、施設内容も充実しています。ただもし平日のみの開館だと、共働きファミリーの利用は叶わず、不公平が生じるので、週末はせめて土曜だけでも開館すべきです。
3階には、現在の北須磨支所からは離れた場所にある乳幼児健診等のエリアを整備し、面積も拡大してゆったりとスペースで子育て支援機能を強化します。
他にもおむつ替え、授乳ができるベビーケアルームをビル内に新たに2か所、設置し、子育てファミリーが多く利用する施設となります。
更には2階に情報・交流サロンを整備。コンシェルジュを配置し、市政情報を発信するとともに、区民が気軽に立ち寄れるスペースを確保。3階には地域活動を支援する為、打合せ、情報交換等できるスペースを新たに整備。
無論、北須磨支所として、区役所分所機能もゆったりとした空間の中で、これまで通り備え、区民サービスの充実を図ります。
1-2階にはテナントも入れる他、2階は隣接する名谷センタービルや須磨パティオ健康館と渡り廊下で連絡します。駅前立地に区民サービスを高める新施設を整備し、駅周辺エリアへの人口流入の促進を狙います。
リノベーション神戸・名谷 北須磨支所ビルのオープン日が8月13日(火)に決定!区民サービスを充実させる新公共施設誕生へ
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