再開発によって誕生した鈴蘭台駅ビルであるベルスト鈴蘭台に北区総合庁舎が移転後、旧庁舎は閉館し、現在は廃墟のように佇んでいます。ベルスト鈴蘭台の完成は2018年10月。早くも既に約6年が経過しました。
その間、旧庁舎は人が入っていない状態が続いている為、更に老朽化・廃墟化が進んだ模様です。この旧庁舎の土地を活用し、新北図書館や新北区文化センター、新すずらん台児童館から構成される複合公共施設への建て替えが計画されています。
7月24日に神戸市はこの複合施設のイメージパースを公開しました。建物の規模は地上4階 地下1階建て 延床面積約8,500平方メートルとなっています。センターは最新の建物らしく大きな屋根とガラスの箱を組み合わせた階段状の外観デザインを採用。
屋根の軒下や床材には流行りの公共施設らしく、全て天然木材が採用されます。エントランスは大きな階高を活かした開放的なくロビー空間が設けられるようです。
屋上にはステップ式にテラスが設けられる設計です。3-4階のガラスの箱の部分が文化センターでしょうか。2階に整備される予定の新北図書館の規模は床面積1,500平方メートルで、現在の約2倍に拡大し、蔵書数は10万冊以上を予定しています。
隣接するすずらんホールと連携し、鈴蘭台エリアにおける市民の文化活動の新拠点となるものと思われます。
旧庁舎の南側には朽ち果てかけた中畑山公園。この公園も新施設の敷地の一部として再整備されます。
11月より旧庁舎の解体工事を開始する予定です。新北区文化センター・新北図書館等の建築工事は24~25年に掛けて進め、25年度中に供用を開始する計画となっています。
新北区文化センター・新北図書館等の外観イメージパースを公開 2025年度中の完成を目指して建て替えへ
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