昨年2月に廃業した神戸駅前の老舗和菓子店「菊水總本店」。約150年の歴史に幕を閉じ、店舗ビルも売却しました。その後、建物は長い間に渡って改修工事が進められてきました。
そして遂にリニューアルが完了。老朽化著しかった古参のビルが全く新しい外装のお洒落なテナントビルへと変貌を遂げました!
ビルを取得し、テナントビルへと転換したのは、E-GROUVE。株式会社イー・グルーブは大阪に本社を置く不動産会社で、神戸市内や兵庫県下を主に賃貸マンションを多く展開しています。
この旧菊水總本店ビルは、装い新たに「EG神戸ビル」と生まれ変わり、同社の神戸支店も入居しました。
地上4階建てですが、1階以外のテナントも既に決定済のようです。2階にはサロン等を集めたMCGセレクトビューティーフロアになるようです。
1階については、テナントを募集しており、カフェ等の出店を想定しています。これから開始を予定している神戸駅前広場の再整備が、このビルを取得する動機になっているようです。
広場の大規模リニューアルによって人が集まるようになるか事が期待されています。JR新快速の停車駅でコロナ前には1日の乗降客数が14万人を超え、ハーバーランドという大型商業ゾーンもある駅ですので、非常に高いポテンシャルはありながらも、全くこれを活かせていないのが神戸駅か北側です。
昨年に竣工した8階建たのテナントビル「神戸フロントプラザ」も半分の4フロアにテナントが入りました。
EG神戸ビル1階には神戸三宮阪急ビルに1号店をオープンさせた小型店のタリーズコーヒーセレクトの出店場所に適しているのではないかと思います。
E-GROUVEには今後、賃貸マンションのみならず、今回のテナントビルを皮切りに商業ビル開発にも積極的に乗り出して欲しいと思います。
神戸駅前 旧「菊水總本店」ビルのリニューアル工事が完了 お洒落なテナントビル「EG神戸ビル」へと改修
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