鹿島建設が神戸市北区の敷地面積約42,000平方メートルの土地の開発を進める事が判明しました。
この土地は2008年まで有馬わんわんランドが営業していました。閉園後、10年近くに渡って廃墟化していましたが、2018年には既存施設は解体撤去されました。
鹿島建設はこの広大な敷地に新たなリゾートホテルを計画しているようです。プロジェクト名は「(仮称)ASPA PROJECT」。
地上5階 延床面積14,623.94平方メートル 132室のホテルの建設を予定しています。
大手ゼネコンが直接、ホテル開発や運営を行うのは珍しいケースですが、鹿島建設は東京や東日本のシティホテルやリゾートホテルを保有しています。また有馬では鹿島建設が施工したリゾート・トラストの会員制高級リゾートホテル「エクシブ有馬離宮」も2011年に完成しています。
新ホテルは、無論、温泉掘削を行なって、スパ・リゾートになるものと思われます。鹿島設からの公式発表とホテル概要の判明が楽しみです。
有馬では、神戸市が音響機器メーカーのTOAとタイアップして、昨年末よりスピーカーを設置して琴や三味線、尺八など、温泉街の和の雰囲気が感じられる音を流す社会実験が行われています。耳に訴えかける事で訪れる人の街に対する印象は大きく変わるのではないかと思います。三宮等でも再開発の進捗に合わせて、洗練された音を流し(昔、ハーバーランドでも同様の試みを行なっていたかと思います)、洗練されて雰囲気を印象付けるのに役立てるべきかと思います。
インバウンドの回復に備えつつある有馬。鹿島建設の新ホテル計画もその一環と言えるのでしょう。神戸では数少ない訪日客の集客エリアだけに、その活用や市内各所との連携の模索が必要です。
鹿島建設が北区・有馬に高級リゾートホテルの建設を計画中 「(仮称)ASPA PROJECT」
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