11月の園地北側の大部分の供用開始を目指して整備工事の進む東遊園地。まだ園地内の大部分は砂利に覆われており、本当にあと2ヶ月足らずの期間で仕上げまで完成するのか不安の残る状態ではありますが、今後、一気に仕上げが進むのではないかと思います。
再整備の中で最も注目度の高いのは中央に建設されている集客拠点施設「URBAN PICNIC」です。この施設の利用を目的に東遊園地を訪れる人も増える事になると期待しています。
鉄骨建方が終わって、建屋の屋根も取り付けが進んでいます。
屋根の上に幾つか箱が出来ていますが、これらは何でしょうか。天窓によって自然光を室内に取り込むのでしょうか。
建物は扇形に南北に展開し、北側にラウンジ、中央にキッチン、南側にホールや個室、テラス席が設けられる設計です。
普段はカフェ・レストランとして営業し、日によっては貸切のパーティーやガーデンウェディングも行われる事になるのでしょう。
公園の景色と食事やドリンクを楽しめる施設として開業当初から人気を集める事は火を見るより明らかと思います。
公園xカフェは勝利の方程式である事は既に導入済の多くの施設が実績で物語っています。
メリケンパークのスターバックスはその最たる例ですね。遠方からもこのスターバックスを目当てに訪れる人もいる位です。全国各地に洒落たスタバが次々と誕生して、これらを巡る旅をしている人もいるようです。
施設運営を担うオペレーターは、これまでの開発の流れだとポトマックやワールド・ワンとなるのが定石ですが、PFIを進める村上工務店と一般社団法人リバブルシティイニシアティブがどういう選択を行うのか。
園地南側に新築されているトイレも躯体工事が進みます。園内の滞在時間が長ければ長い程、必要な施設ですが、公園のトイレは汚いから利用したくないという人も多い筈。
無論、利用者のマナー次第ではあるのですが、園地の利用及び賑わいを高めるにはトイレの清潔さも一つの評価ポイントになるのではないかと思います。清掃頻度や劣化防止等、美しいトイレを保つ工夫が必要です。
見晴らしテラスへの南側の階段。仲町通へと直結しています。
同じく同テラスへの北側の階段も整備されました。
ただまだ見晴らしテラスの上は何もない状態のようです。ウッドデッキの設置はこれからでしょうか。
駅方面からフラワーロードを南下して園地のメインのエントランスとして位置付けられている北東エリアもようやく整備が開始されました。
伐採を免れた植栽と木々の周りに型枠が組まれ始めました。
オーバル状に植栽を囲んで周囲は新たに舗装される予定です。
この東遊園地の再整備を余裕を持った目で見ていられるのも、この北側で開発が計画されている市役所2号館、JR三ノ宮駅ビル、バスターミナルビルの概要やスケジュールが明確に固まったからに他になりません。核がしっかりとあると、周りの計画も持つ意味合いが深くなります。
次は三宮に先行して開発の進んだウォーターフロントにおいて、第2突堤のアリーナ着工が待ち遠しい限りです。
三宮再整備・東遊園地再整備工事 (その2) URBAN PICNICの建屋仕上げが進む 人気施設としての開業を期待
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