地域探訪・芦屋 JR芦屋駅リニューアル工事 3月26日の第1期開業に向けて最終準備が進む

いよいよ3月26日に第1期の開業が近づくJR芦屋駅リニューアル。5日後に控えるオープンに向けて最終準備が着々と進んでおり、新駅舎が内外でベールを脱ぎ始めました！

プロジェクト概要

遂に姿を現した新たな駅舎南側のファサード。完成予想パースよりデザイン性の高さが際立つ新駅舎である事が判明していましたが、実物はイメージ以上の仕上がりになりました。



ダークグレーとホワイト、ライトグレーの強い色調のコントラストにJRのブルーのロゴが良いアクセントになり、造形においても特徴的でシャープな屋根とガラスの組み合わせが高いデザイン性を強調しています。



JR神戸線や山陽本線の沿線では、新駅舎やリニューアル駅舎が多く存在しますが、その中でもこの芦屋駅は最も優れた造形美を誇っていると言えるでしょう。



ファサードは優れていますが、橋上駅舎の側面はオーソドックスです。



こちらが間もなく供用が開始される駅南口の階段入口です。大きな屋根とカーテンウォールを採用した階段上の吹き抜けです。



JR芦屋駅の駅名ロゴです。



既存の入口は26日から閉鎖されます。その後は解体撤去される予定です。



駅舎内の改修仕上げも一挙に進みました。改札機周りの様子も一変しました。改札内コンコースの天井パネルが取り付けられ、改札機の頭上にはモザイクパターンのデザインLED照明が点灯しています。



そしてガラス張りのウォークスルー改札が完成しました。非常にモダンな雰囲気です。



改札外のコンコースも配線、配管、鉄骨が剥き出しだった天井にパネル取り付けが進みました。床材の更新も進んでいます。



こちらがいよいよお目見えした改札機正面に続く新駅舎の通路。ルーバーから光が注いでいます。これまでJR駅舎は新築でも照明は蛍光色が採用されている事が常でしたが、芦屋駅は色温度の低い暖色照明を使用しています。



通路の奥にユニクロの店舗が確認できます。この先は26日の供用開始までお預けです。



南北の自由通路も仕上げが進みます。



ただ暫くは通路の幅員は狭められた形で供用される事になりそうです。



既存通路もこれで見納めとなります。



26日の供用開始が非常に楽しみです。市議会の承認が得られずに2年に渡って足踏み状態が続いていた南地区駅前再開発についても協議が再開される模様です。新駅舎の供用開始によって再開発に弾みがつけばと思います。