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7月から3カ月以上に渡って行われた改修工事を経て、11月1日(金)にリニューアルオープンを果たしたモロゾフ神戸本店。1971年の開業以来、モロゾフの旗艦店だった三宮センター街ショップを30年ぶりに刷新し、神戸本店としてグランドオープンさせました。
これまで以上に華やかさを増した新しい店舗は開放感に溢れています。
神戸本店限定商品も発売された為、行列が出来ていました。
エントランス付近に設けられた約21kgのチョコレートを循環するチョコレートの滝です。
全国のモロゾフファンが巡礼する聖地になって欲しいですね。モロゾフ、ケーニヒスクローネ、ユーハイム、風月堂等の本店を巡る洋菓子ツアーなんて企画は立案されないのでしょうか。勿論、宿泊はホテルケーニヒスクローネ。
連休中日の午後の三宮センター街は多くの人々で混雑を極めていました。
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1980年代の頃の神戸のスイーツ業界は全盛でした。このモロゾフはもちろん、神戸風月堂、本高砂屋、神戸ベルなどの老舗、アンテノール、新興のアンリシャルパンティエ、ケーニヒスクローネなど。
神戸のスイーツ業界はデパート業界と密接な関係にあり、デパートの地下食売り場に出店することで売り上げを伸ばしていました。昨今のデパート業界の終焉とともに衰退の憂き目にあっています。
非常に残念なことですが、今や地域密着型のスイーツ店舗がトレンドなのと工場生産型企業ではなく、悪く言えば商魂のない、よく言えば菓子造りに拘りがあるオーナーパテシェの時代になったことも衰退の原因でしょう。またそういった実力のあるオーナーパテシェは今や郊外に店を構えています。
そういう意味ではスイーツ業界はコンパクトシティ化の流れをいち早く具現化しているかもしれませんね。
時代の流れなので一概にどっちがいいとは言えないですが、スイーツ王国だった神戸が、現在若者に人気がなくなった理由の一つなのでしょうね。