全国にビジネスホテル「ドーミーイン」を展開する共立メンテナンスが取得した旧りそな神戸ビル。戸田建設の施工で既存建物の解体撤去工事が進捗中です。解体は順調に進んでいるようで、すでに2階の高さまで建物が縮小しています。
先日、カンデオホテルズの記事でドーミーインがいかに顧客満足度の高いサービスを提供しているのかについては詳細を述べました。
神戸ではどんな独自サービスを展開するでしょうか。南京町の入口に位置し、観光・ビジネス双方には好立地と言えます。人気ホテルとなることは間違いないでしょう。
年内には解体工事が完了する予定です。まだ共立メンテナンスからは計画の概要発表はありませんが、解体工事完了後は天然温泉の調査・掘削工事が始まるのではないかと推測しています。
増築工事が行われていた兵庫信用組合本部ビル。新棟が竣工して、そちらに本店営業部が移転し、旧営業部ビルは解体が進められています。同時に既存の本部ビルも外壁改修が行われています。新棟の外観に近づけて統一性を図るものと思われます。仕上がりに期待です。
兵信本部ビルの斜向かいで建設された近畿大阪銀行の新・神戸支店ビル。建物が竣工してしばらく経ちましたが、ようやく多聞通にあった旧神戸支店からこの新しい支店ビルに移転開業となりました。
当初は2017年春の移転予定だったので4ヶ月程遅れての開業です。近畿大阪銀と関西アーバン銀の合併が検討される中でこの移転も何らかの影響を受けるのではと懸念していましたが、ひとまずはこれで落ち着いたようです。合併後の支店統廃合が起きた場合はどうなるか分かりません。
乙仲通に昨年完成したばかりの店舗付き共同住宅1階に六甲牧場カフェがオープン。ローカルブランドとは言え乙仲通りにチェーン店が進出するのは珍しい例です。乙仲通の成長性に企業も注目し始めたという事でしょうか。
その真向かいには共進ビルド社が111室のビジネスホテルの開業を計画しています。1階には店舗も設けられるかもしれませんね。乙仲通の賑わい増に期待が出来ます。
海岸通の商船三井興産ビル跡地には都市環境開発社が開発した分譲マンション「ザ・レジデンス元町 海岸通 (地上15階・131戸)」が竣工間近です。すでに全戸完売済のようです。
想像よりも明るい色調の外壁材が採用されています。デザインは和田興産のワコーレシリーズを最近よく手掛けている大土呂巧建築設計事務所が担当。南側の部屋からはポートタワーが綺麗に見える事でしょう。花火大会でも特等席でしょうね。海岸通の北側はスカイラインが揃い始めています。
最後は地下鉄海岸線みなと元町駅出口と直結して建設されたプラネソシエ神戸元町。1階は店舗となっていますが、出店テナントの行方が気になっていました。内装工事が進められていましたが、新店が開業。
開店したのは「COMPARTIR VALOR」。元町ケーキがプロデュースするパティスリー+カフェです。雰囲気は抜群ですが、ここにお店があるのに気づく人はあまり多くないと思います。口コミで広がれば、人気も出るのではないかと思います。以上、元町・栄町通・乙仲通界隈の近況でした。
元町・栄町通・乙仲通界隈の近況
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