加納町交差点にほど近いフラワーロードに面した布引町2丁目の敷地で建設工事が開始されています。芦屋市の不動産会社リブマックスが計画するビジネスホテル「ホテルリブマックス神戸三宮」の新築工事が開始されました。
計画されているホテルは地上10階 延床面積1,101.27平方メートルで客室数は定かではありません。
敷地内には先端に掘削機を取り付けたホイールクレーンが入り、掘削作業が開始されています。
高密度化が進む加納町交差点以北のフラワーロードにおいて布引町2丁目付近だけは老朽化した低層建物が多いエリアです。しかしこのホテル計画を筆頭に建て替えが徐々に進み始めています。
建て替え後の用途はこれまでマンションが圧倒的に多かったのですが、ここに来てホテルや事務所ビルの建設も増えてきました。
特にホテルに関しては、この新ホテル建設地の真向かいには既存のグリーンヒルホテルが営業中であり、ここから徒歩1分の場所にはスーパーホテルも立地しています。
更に100m南ではユニゾイン神戸三宮が建設中の他、山手幹線にもホテルピエナがあります。建設中のホテルが開業すると加納町交差点付近に一気に5ホテルが競合する激戦区へと変貌します。このエリアは元々、新神戸と三宮の中間という位置が不思議な形で奏功して、ホテルが次々に進出。しかしここ数年は新神戸サンホテル等、撤退や用途転換を図るホテルも相次ぎました。新規ホテルの開業によって数は戻した形になりますが、今後の競争は烈しさを増します。立地性では劣るこのエリアで、どういった戦いが展開されていくのでしょうか。
ホテルリブマックス神戸三宮 新築工事
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