アベストホテル神戸

(仮称)神戸市中央区中山手通ホテルPJ新築工事 ホテルアベスト神戸が始動



東門街の北端西側にあった老舗料亭山田屋は閉店から数年の間、そのまま取り残されていましたが、現在は解体撤去工事の真っ最中です。



料亭としてはかなり大規模な部類に入り、鉄骨造の建物解体は大掛かりな工事になっています。隣接する第一グランドホテルでは宿泊者向けに工事中の騒音についての断り公式サイトにて入れています。



解体工事を施工しているのはまたしても大和ハウス工業。工事名称は(仮称)神戸市中央区中山手通ホテルPJ既存建物解体工事。新規のビジネスホテルプロジェクトが再度、浮上しました!



既に神戸市旅館業法の施行等に関する条例第10条に基づく事前手続きに関する要網第5条第2項の規定による標識がパース付で掲示されています。

内容を下記表にまとめます。

名称 (仮称)神戸市中央区中山手通ホテルPJ新築工事
所在地 神戸市中央区中山手通2丁目1-11
規模 地上14階
敷地面積 533.01㎡
建築面積
延床面積
高さ
構造
用途 ホテル 132室
設計 大和ハウス工業
施工 大和ハウス工業
事業主 JR西日本プロパティーズ (営業者:アベストコーポレーション
完成予定 2020年12月
数年前にJR西日本が三ノ宮駅近くにホテル用地を取得したという噂を聞きましたが、この場所の事だったようです。意外なのはヴィアインという同社のビジネスホテルブランドがありながら、ホテルの運営やブランドを他社に委託する形を採る点です。



まだ仮称だと思われますが、パースにはホテルアベスト神戸の文字が描かれています。運営会社のアベストコーポレーションは神戸ポートタワーホテルを筆頭に全国でホテルアベストを展開しています。これまでは既存ホテルの買取とリブランドがメインの事業展開方法でしたが、今回のホテルはJR西日本グループ会社が新築し、運営を受託します。



三宮北エリアでは目下5軒のホテルが建設中ですが、このホテルアベストが加わる事で6軒になり、まさに進出ラッシュが起きている状態です。



東門街では幾つか解体撤去された建物による更地や駐車場が散見されます。神戸の夜の街を代表していたこの通りも時代の転換点に直面しています。神戸経済が活性化すれば夜の街の勢いもまた盛り返すでしょう。それには都心再整備を急がなくてはなりません。
関連記事
アベストホテル神戸

(仮称)神戸市中央区中山手通ホテルPJ新築工事 ホテルアベスト三宮東門改めホテルSUI神戸三宮 外観の一部が現れる

2020年12月19日
こべるん ~変化していく神戸~
東門街にて建設中の地上14階 客室数132室のビジネスホテル計画「(仮称)神戸市中央区中山手通ホテルPJ新築工事」。JR西日本プロパ …
アベストホテル神戸

(仮称)神戸市中央区中山手通ホテルPJ新築工事 アベストホテル神戸が着工 近隣では永松ビルも建設中

2019年10月23日
こべるん ~変化していく神戸~
東門街の料亭ビルを解体し、跡地にJR西日本プロパティーズが大和ハウス工業の設計・施工でビルを建設し、アベストコーポレーションがビジネ …

POSTED COMMENT

  1. hk より:

    よく通るので何の空き地か気になってました
    ホテルですか!しかも14階なら迫力のある建物になりそうですね
    東門は夜の街なので夜のライトアップなどにも期待したいところです

    • しん@こべるん より:

      ホテルが出来る事で東門街の飲食店にも賑わい効果が生まれればと思います。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です