神戸市は地域住民とワークショップや社会実験を重ねて協議を進めてきたJR六甲道南北駅前広場の再整備プランについて発表しました。通勤・通学客が多く、阪神間でも高い人気を誇る同駅前広場のリニューアルとあって、賑わいや憩いを求める声も強く、駅周辺の活性化にも寄与する計画です。
震災で倒壊した同駅舎は駅前の再開発によって比較的新しい駅前広場が整備されていますが、北側を中心に憩いを与える空間ではありませんでした。
ここに多くのベンチを配置して、人の滞留できる空間への転換を図る事により、交流人口を増やし、賑わいを高める駅前広場へと変貌させる計画です。
こうした駅前空間はどちらかと言えばこれまで市営地下鉄沿線等、市が開発を行った駅前拠点で積極的に導入されてきた整備内容です。これをJR線沿線の拠点駅にも展開し、駅前を公園のように人の集う空間とする事が狙いです。
南側の駅前広場にもデッキ空間の整備によるら滞留エリアが設けられます。既に更に南側には既に芝生広場が整備されており、広場と駅前の融合に効果を発揮する実績が示されています。
通勤・通学客の利便性を高め、キャパシティを増やす為、神戸駅、兵庫駅と同様に南側ロータリー内に約400台の収容が可能な地下タワー式駐輪場が整備されます。
2027年度から工事を開始し、2030年度に全面リニューアルを完成させる予定です。
リノベーション神戸・JR六甲道駅前広場再整備計画 2030年度に全面リニューアル完成予定
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都市局がご熱心に乱発している駅前広場の改造は殆どが修景・衣替え程度のもの。景観デザイン協議でお馴染みの先生達の施策に与える影響もあるのかな。コンサルへの利益誘導とまでは言いませんが長期間メンバー固定は避けるべきでしょう。
150万都市神戸の都市経営・都市振興の視点で言えば、近年特に港湾局と都市局の重要性や実績に大きな差があると言わざるを得ません。
港湾局はさすがに神戸経済の屋台骨である神戸港に関わり、次世代人工島(六アイ南)造成やウオーターフロント再開発など今後の神戸経済を支えるプロジェクトを確実に推進しています。
一方、都市局は悪く言えば景観オタクか盆栽趣味か、神戸都心更新に水を差す高さ規制・形態規制・タワマン規制など条例を乱発。条例施行後の効果や影響の追跡や検証もしていない様だ。1000㎡を区切りにしたマンション規制などは特に机上の空論レベルになっている。
JR六甲道駅の南、阪神新在家駅南の建替えのためスーパーダイエーが閉店しました。
敷地は7000平米で周囲のパチ屋跡と築50年のマンション含めると1ヘクタールあります。容積率は500~400パーセント、高度地区は無制限地区です。とすればタワマンに最適な立地です。
社員によると建替えに2年半ぐらいかかるととのこと。
期間が2年半だと、せっかくの立地なのに15階建て中規模マンションとなりそうです。
近辺住民としては周辺一帯が綺麗に再開発されるならタワマンが望ましい。
なのに市長が都心機能地区でのタワマン抑制を、神戸市内では全面禁止するようなPRをしているので正直危惧しています。
こういうのは正直民業を圧迫し、タワマン住民に風評被害を与えていると思います。
ある意味正義の名のもと、良識の名のもとに業務妨害を公然と行っていると思います。