2月20日(木)にアパホテル神戸三宮駅前が開業しました。今年、新規オープンするホテルは1月の東横イン神戸三ノ宮市役所前に続き2軒目となります。開業地は生田神社近く、東急ハンズの裏手は下山手通2です。アパホテルとしてもアパホテル神戸三宮に続く神戸2号店となりました。
神戸三宮駅前という名称には少し違和感を覚えますが、地下鉄三宮駅西出口3からは徒歩1分の距離にあります。ホテル前には小さな公開空地が設けられています。
IAO竹田設計が手掛けたホテル建築は現在新築されているアパホテルに共通した建材、色調、デザインが採用されており、スタイリッシュ性が強調された外観は宿泊単価クラスより1ランク上の質感を醸し出す事に成功しています。
1階の南側の店舗区画には当初から飲食テナントを入れる予定として、募集看板が仮囲いに掲げられていました。
ホテルの開業と合わせて、ステーキハウス「Noble urus(ノーブルウルス)」がオープン。7:00-10:00は宿泊者に朝食を提供し、昼はカフェ営業、夜はステーキバルとして三変化します。
https://nobleurus.owst.jp/
Noble urus 公式サイト
開発前の2018年3月の同地の様子です。A-1ステーキが営業していた低層老朽店舗ビルがありました。
着工時期は半年程後退しましたが、18年10月には起工式が開かれ、11月に建設工事に着手。1年強の工期で竣工を迎えました。
事業名称 アパホテル神戸三宮駅前
所在地 神戸市中央区下山手通2丁目11番12
事業者 アパホテルズ&リゾーツ
敷地面積 550.23㎡
延床面積 2,733㎡
階数 地上13階
用途 ホテル(176室)、店舗
構造 S造
設計者 IAO竹田設計株式会社
施工:株木建設株式会社
https://www.apahotel.com/hotel/kansai/kobesannomiya-ekimae/
アパホテル神戸三宮駅前 公式サイト
同ホテルは生田神社に最も近いホテルとも言えます。ビジネス、観光の双方に重宝されるロケーションに位置し、ホテルブランドの知名度を活かして高稼働率で運営されるものと思われます。
近年は全国の各都市にて空前のホテル建設ラッシュが起きているお陰で、国内出張や観光におけるホテルの選択肢は非常に豊富になりました。また新築ホテルに泊まれる可能性も高くなり、新築は必ずしもアドバンテージではなくなりました。競争も熾烈になっているので、必然とサービスの質も向上しています。アパホテルが神戸に3軒目を建設する日は来るでしょうか。