アパホテル神戸三宮駅前新築工事 躯体工事が進行中 ビジネスホテル建設ラッシュは2020年で一旦収束？

鉄骨建方が完了し、デッキプレートの取り付けやコンクリート打設等が進められている模様のアパホテル神戸三宮駅前新築工事。生田神社入口前からも存在感のある建物になってきました。


ホテルの立地としては抜群です。繁華街にありながら、生田神社に面しており、夜間は静かな環境が整っています。観光客やビジネスマンが夕食や飲み歩いた後もすぐにホテルに戻って休めるので人気ホテルになるのは間違いないでしょう。


東側の中層階から足場が突き出しています。これらは何用でしょうか？あまり見た事はありません。


まるで発着用のカタパルトのようです。ここから出撃が可能です。

ここ数年続いてきたビジネスホテル建設ラッシュは進行中の計画が来年に一通り完成すると、また新たなプロジェクトが出てこない限りは一旦、収束します。再来年に開業予定なのは神戸阪急ビルの高層階に進出が予定されているREMMのみです。それ以降については複数の大型再開発ビルに誘致が予定されている高級ホテルのオープンが期待できますが、どれもまだ構想段階で具体化していません。これらの開業は早くとも2025年以降と4〜5年のブランクが空きます。この間に開業するホテルがあるでしょうか。しかしながら、神戸空港の規制緩和が更に進み、国際線就航も具体化してくると、次のホテル開発ラッシュが起きてくるかもしれません。FDAが就航し、残りの神戸空港の規制緩和枠が活用される秋から冬以降の動向に注目したいと思います。


おまけですが、車線規制の社会実験が継続中の三宮交差点付近です。相変わらず西行が少し淀んでいる感があります。ただこれ以上に混雑が悪化するような気配はないようです。週末なので一般車が多い事もあるせいか、まだ積極的に迂回する車は多くないのかもしれません。