神戸駅周辺

(株)平山商会B.L.D新築工事が始動 周りの土地は暫定利用後に開発案件始動か?



JR神戸駅北側駅前広場に面して立っていた平山商会ビルが解体され、建て替えによる新本社ビルが計画されていますが、この建設工事が寄神建設の施工で開始されました。



建物の計画地はJR神戸NKビルの北隣で、同時期に解体された小野ビル・森下ビル・広崎ビル跡地に囲まれています。



計画されている建物は地上7階 延床面積457平方メートルで、店舗・事務所から構成されます。ファサードは細身ながら北側半分をカーテンウォール、南側半分にガラス手摺の付くバルコニーを設けます。1-2階の基壇部はタイル張りの外壁を採用。



敷地にはラフテレーンクレーンが投入されて杭工事が開始されている模様です。



建設地は鉄板が敷かれており、基礎工事開始を物語っています。



平山商会新本社ビルを取り囲む小野ビル・森下ビル・広崎ビル跡地は暫定利用が開始されています。



砂利が敷かれた上にロープで駐車スペースを仕切り、駐車料金精算機が設置されたコインパーキングがオープン。非常に簡易的な設備なので、長期の運営は視野には入っていないでしょう。開発プロジェクトが控えている可能性が高く、近く地質ボーリング調査が行われるかもしれません。



大規模プロジェクトが進行する三宮に対し、今は小ぶりな案件が散見される程度の神戸駅周辺ですが、必ず需要は遅れてでもエリアに波及してくるのではないかと思われます。駅前広場の再整備の本格的な工事着手が待ち望まれます。

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POSTED COMMENT

  1. EYESTAR より:

    神戸駅周辺地区の復権を目論み、若菜神戸駅線や湊川神社への
    抜け道を封鎖して三宮クロススクエア整備前に社会実験を
    行うことに意欲を示す市会議員もおられますし、
    ハーバーランドなどの駅南側の賑わいを是非北側にも
    もたらす機運が欲しいですね。広場の整備のみでは
    それは正直難しいと申し上げざるを得ません。

    歴史的な背景から考えても、三宮に次ぐ副都心構想を
    打ち立てるならその候補は同地区以外にないと思います。

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