映画の中の神戸

新海誠監督最新作「すずめの戸締り」が公開 劇中の随所に神戸が登場する話題作



「君の名は。」、「天気の子」等、独特の世界観と魅力的な登場人物、そして予想のつかない物語の展開で人気を博したヒット作を生み出した新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」が11月11日より公開されました。

個人的にも前売り券を購入し、いつ見に行こうかと思っているところですが、先月にトップガン・マーヴェリックを見に行った際、この新海監督の最新作予告編を見て、随所に神戸と思しきシーンが幾つも登場したので、かなり深い興味を持っていましたが、やはり意図的に神戸を登場させていた事が、神戸新聞による新海監督へのインタビューで判明しました。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202211/0015816546.shtml



予告編からのキャプチャーですが、疑う余地なく、明石海峡大橋を淡路島から見た様子ですね。背後に明石市街と舞子、舞多聞、西区の住宅街が広がっている我々にはお馴染みの景色です。



世界最長の吊り橋の座は明け渡しましたが、国内最大の座はキープしています。



こちらは山頂に架空の遊園地の廃墟、そして背後には港湾を持つ大都市の夜景が広がります。最初は生駒山上遊園地と背後に大阪平野?と思ったのですが、市街地の奥行きや湾岸の広がり方から、正面は六甲アイランンド、手前は灘、東灘区の夜景がモチーフかと思われます。

maya
写真は摩耶山・掬星台からの夜景ですが、六甲山からだと、六甲アイランドがほぼ真正面に来るかと思います。実際に新海監督は、ロケハンで神戸を訪れて、摩耶ロープウェイにも乗ったようです。



そしてこちらは完全に新神戸駅ですね。しっかりと駅名も描かれているようです。



これから再整備が始まるので、今の新神戸の姿を映画の1シーンで留める事が出来る事になります。

神戸フィルムオフィスの誘致によって、神戸ロケが行われ、邦画やCMの中で神戸が登場する機会は多くなりましたが、大抵の場合、東京もしくは架空の街の一部として扱われる事が殆どで、神戸が神戸として出てくる機会はありません。今回の映画は直接的に神戸が表現されているようなので、嬉しい形ではあります。しかし今回、新海監督が神戸を映画に登場させた理由に地震があったと知り、ある意味、残念な気持ちにもなりました。無論、神戸から震災を切り離す事は出来ませんが、震災以外のキッカケで神戸が物語に登場できるようなプレゼンスを磨く必要性を強く感じた事も事実です。

ただこの映画を見て神戸に興味を持ってくれる人が出てくる事に期待しています。近日中に映画を鑑賞してきたいと思います。

POSTED COMMENT

  1. NUU より:

    明石海峡大橋を四国側から神戸に入っても、すぐに海沿いの(2号線)に降りられるわけでもなく、名谷の山中に行ってしまうわけですが、劇中ではそこから車内描写を増やして、市の中心までの道程を上手く繋いでいるなと思いました。

    また夜景については、登場人物が徒歩で移動していることから、水道筋商店街~灘丸山公園(金星台)あたりが相当するのかなと。

    他だと、ロケを最近行ったことが分かる部分としては、夜景の西側(中央区)に超高層ビルがいくつか確認できたことですね。

  2. より:

    六甲山に見える観覧車は神戸フルーツフラワーパークの遊園地がモチーフでほぼ間違いないみたいですね!
    話題作で随所に神戸が取り入れられるのは嬉しいことですし、聖地巡礼等の観光に繋がりますからいい感じに神戸をぐるっとしてくれそうです。

  3. たつ より:

    ご存じかもしれませんが、新神戸駅のプランターを管理されている関西造園土木株式会社さんが、映画で描かれている花と似たものに入れ替えしてくださったそうです。
    https://twitter.com/KANsaiZOen/status/1592071588249497600
    ミント神戸の舞台挨拶でも、新海監督がこの件について話されたとか。改札内でも、映画館にあるものと同じディスプレイ装飾が設置されており、良い感じのおもてなしとなっていました。

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