福井

地域探訪:福井・福井駅前電車通り北地区A街区市街地再開発 福井駅前のランドマークが来月着工



東京-金沢間が開通した北陸新幹線は金沢に大きな恩恵をもたらし、金沢駅周辺のみならず中心街にも再開発やホテル建設ラッシュの波が押し寄せました。同新幹線は大阪までのルート選定で一悶着ありましたが、金沢から敦賀まで延伸部開通を2年後に控えており、沿線となる福井や富山も金沢同様にゲームチェンジャーとなるべく期待が高まっています。

この期待が形になって現れようとしているのが、福井駅前の福井駅前電車通り北地区A街区市街地再開発事業です。

 

プロジェクト概要



JR福井駅西口・駅前の電車通りに面した三角地約1.3ヘクタールを再開発し、オフィス、ホテル、カンファレンス、商業、住宅、駐車場等の複合機能を盛り込んだ延床面積70,540平方メートルの再開発ビル群を建設する計画です。



敷地の東側に位置するメインとなるオフィス、ホテルが主要構成用途となる地上27階 高さ約120mのタワーは福井一の高さを誇るノッポビルになる予定です。高層部のホテルには米高級ホテルチェーンのマリオット・インタナショナルが「コート・バイ・マリオット福井(252室(」を開業予定です。低層部のカンファレンスゾーンには最大1000人を収容するバンケットホールを備えます。

このマリオット進出の背景には、昨日の記事で触れた名古屋同様に、福井県がホテル誘致のために、客室200室以上・1000人規模のコンベンション機能等、一定基準を満たすホテルに対して土地取得及び建物の建設に最大20億円を補助する企業立地促進補助金を設置した事が寄与しています。

また西側のタワーは地上28階の住宅棟で低、中層部をシニア向け、中高層は一般向けの共同住宅となり、東西のツインタワーが福井駅前の新たなランドマークとして2023年春に誕生します。



福井の再開発は建物の存在しなかった金沢駅前や富山駅前の開発と異なり、敷地の1.3ヘクタールには多くの建物と地権者が存在した点です。これだけの土地の集約に成功できた事は驚きに値します。既に既存建物の解体はほぼ完了し、現在は更地となっています。来週には起工式を予定しており、このビッグプロジェクトが始動します。県都とはいえ、人口26万人の都市とは思えない規模の再開発です。更にこのA地区周で以外でも再開発プロジェクトが控えています。

金沢、富山、福井の北陸三都にはハイアット、ヒルトン、マリオットと外資系高級ホテルチェーンが進出します。恐るべし新幹線の神通力です。この構図は九州でも顕著で、新幹線の開通した鹿児島にはシェラトン、これから新幹線の開通が控える長崎にはヒルトンとマリオットが進出。かつての地方都市では考えられなかった事が起きているのです。

北陸三都は是非とも行脚してきたいと思っています。

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