昨年末より開始された小野柄通5丁目のパーキングビル・サンベル400の解体撤去工事。老朽化した立体駐車場ビルは7月までに完全撤去された後、ホテルや店舗から構成される複合ビルが建設されます。
敷地内の解体工事は既に既存建物の地上躯体の撤去が完了し、地下躯体の解体に着手中です。
ドイツ・バウアー社製のBG掘削機が投入されており、BG工法による解体工事が進行しています。
大阪・関西万博が開幕し、大阪市内を中心にホテル業界が活況を迎えています。市内で通常のホテルの確保は非常に困難になっており、カプセルホテルまでもが満室状態に。
大阪からアクセスの良い神戸にも宿泊需要は溢れ出しており、神戸のホテルの稼働率も上昇していますが、新規供給されるホテルはまだいずれも建設の最中。唯一、先週に東横INNが開業を迎えたばかりです。
神戸空港も国際化され、今後、ますます神戸のホテル需要は高まる事が予測されます。コロナ禍前に起きていたホテル建設ラッシュが再び発生する可能性もあるでしょう。
神戸や兵庫県内では民泊があまり奨励されていない事もあり、宿泊需要はホテルに向かう傾向が高い状況です。
ただ建築資材の高騰と建設業界の人手不足は解消される見込みが立たず、新規ホテル開発も投資額の増大から、客室単価の高いホテルでないと、ペイできない為、宿泊費も高騰する事になります。今後は外資系ホテルの進出も増える事から、比較的割安な神戸のホテルも単価の高騰が予想されるでしょう。
(仮称)小野柄通5丁目プロジェクト新築工事 サンベル400跡地 今後の宿泊需要を占う
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