HAT神戸に通年型スケートリンク施設が2025年6月に誕生 新たなスターを育てる拠点として期待大

神戸市が構想を練っていた通年型スケートリンクについて、HAT神戸内の市有地を民間事業者に貸付し、リンクの建設と運営を委ねる公募プロポーザルに、一般社団法人の「神戸スケート」が優先交渉権者に決定した事が発表されました。

同社団法人は、シスメックス、兵庫県スケート連盟、兵庫県アイスホッケー連盟が共同で設立したものです。

対象となる市有地は、ブルメールHAT神戸に隣接した約4,000平方メートルで、以前はコインパーキングによる暫定利用が行われていました。



公開された通年型スケートリンク。これまで神戸市内のスケートリンクと言えば、ポートアイランドスポーツセンターにて冬季限定で設置されるのみで、通年で利用できる施設はありませんでした。

25年6月に完成予定の新施設内には、国際規格に合わせ、長さ60メートル、幅30メートルのスケートリンクを整備する計画です。シスメックスはフィギュアの坂本花織選手等と契約しており、リンクの完成後には同選手の練習場として、そして後進の選手を育てる為の最新鋭の環境が整えられた施設が誕生する事になります。新たなスターを生み出す拠点に期待が高まります。