垂水

MOLTI(モルティ)たるみ東館・東館別館が年内で営業終了 2025年秋にリニューアルオープンへ!PLiCO垂水東館はどうなる?



山陽垂水駅の高架下で営業するエキナカ商業施設「MOLTI(モルティ)たるみ 山陽垂水駅ショッピングセンター」。中央の駅部を挟んで、西館と東館・東館別館に分かれて配置されており、飲食店、ファッション、雑貨、総菜等の計32店のテナントが営業しています。



山陽垂水駅とJR垂水駅は高架を平行させて構築しており、北側の高架下を「MOLTIたるみ東館」、南側の高架下を「PLiCO垂水東館」として、構造を一体化させた上で、二つのエキナカ商業施設が運営されています。



二つのエキナカ施設は複数の連絡通路で接続していますが、現状、二施設間で雰囲気が大きく異なっています。写真はMOLTIたるみ内の様子です。



そんなMOLTIたるみですが、東館については年内を以て、一旦、営業を終了するようです。理由は高架の耐震化工事が目的となっています。既にこれまでも西館の一部で耐震化工事が進められてきましたが、店舗の多数入る東館についても工事に着手する模様です。東館別館については、来春の営業終了となります。



既に一部の店舗はシャッターが下りている状態です。耐震化工事になるので、現在の店舗は全て解体撤去され、スケルトン状態になる模様です。



従って25年秋に再度のオープンを迎える際には、完全にリニューアルされた新生MOLTIたるみとして生まれ変わる事になります。リニューアルにあたっては、内装の刷新のみでなく、新たなテナントの誘致も期待できます。



解体・改修工事中は、PLiCO垂水のみ通行ができる事になります。



PLiCO垂水は、既に2017年に一度、リニューアルオープンを行っています。しかしJR西日本も高架の耐震化工事を東側から徐々に進めているので、PLiCOもいずれはMOLTI同様に耐震化と絡めたリニューアルを行う可能性はあるでしょう。PLiCOは南側に駅ビルの建設も進めています。



MOLTIはリニューアルによってどのように生まれ変わるでしょうか。駅周辺の再開発や再整備によって乗降客数の増加も見込まれ、エキナカ施設の担う重要性も高まるものと思われます。



今後、MOLTI前の南側タクシー乗り場周りの整備も進められる予定ですので、駅を中心とした官民協働のリニューアルが進行していきます。

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