三宮と元町を結ぶ分岐点という言葉がピッタリと当てはまるトアロード。小規模だけれど小洒落感のあるこのストリートは神戸を体現する代表的な通りの一つと言っても良いでしょう。鉄道高架の北側と南側に渡ってコンセプトがここまで統一されている通りは他に無いのではないかと思います。
三宮本通のエントランス横に新しい店舗がオープンしました。南側の明石町筋・神戸御幸ビルで営業していたリーバイスストア神戸が9月23日(木)にトアロードに移転開業しました。
ブランドの性質から旧居留地のハイエンドファッションよりもトアロードの方がより立地としては適しているのかもしれません。
リニューアルオープンに伴い、既存の店舗ビル外装に大きく手を入れる形となりました。2フロアの営業で店舗は拡大しています。
同じく三宮本通入口の河南ビル1階にはようやくmizuiroind(ミズイロインド)がオープンしました。河南ビルのリニューアルと共に昨夏に開業予定でしたが、コロナ禍でオープンが大幅に遅れていました。
1年遅れの開業となりました。
三宮本通側は以前のままのレトロの河南ビルの姿を残しています。
以前の柱や梁の一部を残しつつその上からガラスを取り付けて開口部を覆ったレトロとモダンをアンバランスに融合させつつ、正面には木製ドアという奇抜な構成となっています。
三宮本通のエントランスを新たなアパレルブランドの開業で挟み込んでいます。
トアロード周辺では幾つかの動きが見られます。カミネ横のパレットプラザの営業していた狭小ビルが解体されました。このままこの小さな土地に新築の建物が建設されるのでしょうか。できればカミネの建物に吸収されてしまって欲しいですね。
大丸前界隈でも店舗の入れ替わりが行われています。コロナ禍の中で路面店の新陳代謝も激しいようです。このすぐ東側のF・Oインターナショナル本社跡地のコインパーキングでパナソニックホームズが計画する商業ビルも着工が見送られています。4度目の緊急事態宣言が解除されますが、このまま経済は回復に向かうでしょうか。
トアロードにおける変化 新店舗開業と既存店の閉店連鎖
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別件の話で既にご存知かもしれませんが、耐震工事中のモトコーの一部がだいぶ改装が進んでガラッと変わっていますね。