スポンサーリンク
トアロード沿いにある近代建築の河南ビル。1階の輸入家具・雑貨店だった河南工藝社が閉店後、建物の改装工事が行われ、ファサードが白くリフレッシュされてましたが、1階については新たに出店するテナントが決まるまでフェンスで囲われていました。
しかし正規の仮囲いが設置されて、改修工事が開始されました。出店するテナントは「MIZUIROIND」。「ミディウミソリッド」やセレクトショップ「MARcourt」なども手掛けるマザーズインダストリーが運営するレディースファッションのアパレルブランドです。路面店のコンセプトストアを開業予定です。既に三宮センターサウス通りに神戸店を営業していますが、新店は旗艦店としてグレードアップします。
トアロードは人通りも多く華やかなショッピングゾーンとしてアパレルブランドがコンセプトストアを出店するのにうってつけの立地として認知されています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
わたしはビルファンとして超高層ビルが大好きですが、こういったレトロモダンな建物も大好きです。
都市は生き物なので、どんどん新しく生まれ変わる所、変わらない時代を感じる所が共存することを望みます。
この河南工芸社ビルが仮囲いに覆われた時は、また近代建築のレトロビルが失われるのかと思いましたが、新しくリノべされるなら喜ばしいことです。
新しいのも個性、古いのも個性。
ファッションも含め、評価されるのは個性が多いことです。いつまでも音楽が新しい感動を与えて様々なジャンルを生み出しているのは個性を認めているからと思います。
市長や市が、ことさら古い神戸ばかりををPRしているのは違和感を感じます。
今の神戸に失われたのは「カッコいい」と言う言葉です。
東京、大阪、京都までが新しい側面を取り入れ、進化を図っているのに。
街の新旧の姿をうまく生かした新旧、自然と人工、和と洋、それぞれ相反するものが共存できる都市こそ神戸市の目指すいつまでも進化する未来の姿と思います。
今は予定通りに開業してくれるだけでも有難いですね。
アパレルもコロナ以降は外出そのものが減り店頭よりWEBで購入する顧客が増えているようです。三宮・元町・旧居留地でも海岸よりの店舗は客足もまばらでL.L.Beanやディオールなど大型店の撤退で街の景色も変わりつつあります。
今後もこの流れは続くのでしょうか先行きはいまだ不透明です。今は今後数十年の神戸の街の姿を決めるような大規模再開発ラッシュで街が生まれ変わりつつある時期だけに計画が大幅に縮小されないか心配です。
昔からこのビルはもっと有効利用すれば良いのにと
思ってましたので
こういう華やかなショップに生まれ変わるのは大歓迎です。
しかしその向こうに見える
某ドラッグストアはどうにかなりませんかねえ。。