(仮称)ポートアイランドドライビングスクールホテル増築工事として、同自動車教習学校の敷地内に建設中のホテル建築は外観の完成が近づいています。昨年7月から本格着工し、1年足らずで仮設撤去の段階まで来ました。かなりのスピード施工だと思われます。
敷地の北東角に建設されたホテル棟は地上9階 延床面積3,152.76平方メートル 鉄骨造 客室数76室です。建築主はポートアイランドドライビングスクールを運営する阪神興業ですが、ホテルの運営はセンチュリオンインターナショナルが担います。
同社はこのホテルを同社のラインナップの中でセンチュリオンプレミアムに位置付けた「センチュリオンホテル ヴィンテージ神戸」としてこの新築ホテルを開業するようです。詳細はまだ公表されていませんが、近日公開される予定です。
コンセプトはその「ヴィンテージ」の名の由来から、古き良きアメリカ・ニューヨークをイメージしているようです。
ポートアイランドドライビングスクールと連携したホテルとして、教習所の建物と構造を一部において連結して一体化する事を予想していましたが、どうやら建物は完全に独立しているようです。
神戸空港に程近い立地性を活かしたプレミアムビジネスホテルの位置付けとして運用する事を目指しているのかもしれません。
1階の一部は教習所へと抜けられるように空洞になっています。平面駐車場をホテル背後に設ける為の通路でしょうか。エントランスは建物北角部になるようです。
今後、ホテルと教習所の敷地を区分けるのではないかと思われます。
夜間には頂部に照明演出が行われる予定です。
エントランスホールの完成予想パースです。シャンデリアを擁するゴージャスな空間になります。
部屋のタイプは複数用意されるようです。スイートやエグゼクティブツインも含めてかなりスペーシャスな部屋も用意されます。
共用廊下の様子です。内装にも拘りがあるようです。基本的に内装はアッシュ系モノトーンでシックに統一されています。
2階にはサウナ付大浴場を完備。広々とした休憩室も設けられます。
最上階の9階は眺望を活かしたレストランになります。床には木材を採用してアメリカンな雰囲気を醸し出しています。対岸の神戸都心部の夜景も堪能できる事が特徴です。
建設作業は完成に向けて進んでいますが、開業予定日は公表されていません。オープンはコロナウイルス問題の終息に左右される可能性があります。今年は神戸のホテル開業ラッシュイヤーになる予定ですが、開業予定ホテルはその時期を年後半に後退させる可能性も高まっています。
センチュリオンホテル ヴィンテージ神戸の開業予定地近くには大阪湾岸道路西伸部の開通も予定されています。まだポートアイランド島内においては建設に向けて視覚的な変化は殆どありません。
しかし建設予定ルートにてボーリング調査が進められていルート事は確認できます。具体的な設計に向けて準備が進んでいる状況です。
周辺には路外パーキングや集客施設、湾岸道路に設けられる眺望施設等、シティリゾートとして変貌を遂げる可能性もあります。センチュリオンホテルの開業はエリアへのこうした将来性への先行投資とも言えるのではないかと思われます。
(仮称)ポートアイランドドライビングスクールホテル増築工事 外観完成近くセンチュリオンプレミアムホテルとして開業予定
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