タワークレーンを使用して鉄骨建方が着々と進む神戸三宮ホテル計画。大林組の施工で三菱地所のホテルブランドであるロイヤルパークキャンバス神戸三宮が21年初頭の開業を目指して建設工事が進行中です。
地上12階建のホテルとなりますが、鉄骨は最も高い部分で9階までに達しています。あと3フロアで最上部に到達する事になります。21年初頭の開業スケジュールから考えると、工事のペースは急ピッチです。もしかしたら前倒し開業もあり得るのかもしれません。
当初の計画では今秋の開業予定でしたので、出来るだけその計画に近づけようとしているのかもしれません。秋は難しくとも年内開業はあり得るののではないでしょうか。
都心での一級工事における大林組の受注獲得率は非常に高いと消えます。関西では大林か竹中が有力ゼネコンですが、神戸では特に大林に軍配が上がる例が多発しています。この神戸三宮ホテル計画や神戸阪急ビルもそうですし、先日、一般競争入札で落札された新中央区総合庁舎も大林がJVで獲得。雲井通5丁目の再開発にも絡んでいますので、施工はほぼ確定でしょう。次に考えられる大型受注はJR新駅ビルと市庁舎2号館、そして兵庫県新庁舎でしょうか。
南北に渡って鉄骨が8-9階まで立ち上がったので迫力があります。今回も特定階の柱の周りに等間隔で特殊な足場が設けられています。
神戸三宮の計画は順調に建設工事が進んでいますが、同じくほぼ同時期に開業が予定されていたザ ロイヤルパーク キャンバス京都二条については着工したのかどうかを示す情報はネット上で見つける事は出来ませんでした。ただロイヤルパークホテルは京都にこれでもかという程、キャンバスを含めて複数の新規ホテルの開業を計画しています。神戸でも三菱地所が雲井通5丁目のバスターミナルI期ビルの最上層にロイヤルパークを入れる可能性があります。個人的には外資高級ブランドの誘致を期待していますが。
3月末までには鉄骨工事はひと段落を迎えるのではないかと思われます。その後、モックアップで示されたPCウォールの色調からグレーの落ち着いたファザードに煉瓦調のタイルをあしらった基壇部を持つ洒落たホテル建築へと仕上げられる予定です。
神戸三宮ホテル計画 ザ ロイヤルパークキャンバス神戸三宮 鉄骨建方が更に進む ロイヤルパークの更なる神戸進出は?
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