乗っけから話題が逸れますが、JR西日本の社長が早くも世代交代します。12月1日付で現来島社長は副会長に退き、副社長の長谷川氏が社長に就任・昇格すると発表されました。来島氏が社長就任直前の2016年5月に三宮ターミナルビル建替について2018年までに「絵姿をお見せできれば」と意欲を示したと報じられてから早3.5年。未だに明らかにならない新駅ビルは来島氏の花道を飾るもしくは長谷川新社長就任の祝砲として電撃発表が年内に行われるものと期待しています。
さて、前週に基礎工事が完了した模様をお伝えしていたポートアイランドドライビングスクールのホテル増築工事。敷地内の校舎ビル横に隣接して、ビジネスホテルを建設しています。読者のパンダさんから鉄骨建方開始のコメントを頂いたので、2週連続で現地を訪れました。
工事の進捗は思った以上に速く、1週でここまで組み立てを進めました。既に一部の塔屋まで構築されています。
この建物に進出するセンチュリオンホテルは奇しくもFDAによって神戸と結ばれたばかりの出雲にも進出予定です。
進行中のプロジェクトの鉄骨建方フィーバーが続いています。
これから年末に掛けてこれらの建物の工事が進捗していきますが、来年に向けて複数の鉄骨造の建物の建設が進んでいます。
(仮称)ポートアイランドドライビングスクールホテル増築工事センチュリオンホテル ポートアイランド神戸 鉄骨建方開始される
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ポートアイランドの北岸一帯は以前にもコメントした通り、今後アーバンリゾート都市を目指すならホテル立地に最適な場所と思っています。
出来ればみなと総局は、現状の荷役関連の企業と倉庫群を六甲アイランドの南、造成中の第3人工島に移してリゾートホテル群を形成してほしいですね。
ところでわたしも話変わりますが、神戸製鋼所の石炭火力発電所が灘浜で造成中です。タービン建屋は建設中ですが、高さ150
mある煙突はすでに上棟しつつあり、灘区海沿いの景観を変えつつあります。
たかが火力発電所の煙突ですが、周囲の景観から突出した高さがあり、神戸製鋼はちゃんと東神戸の眺望景観についても配慮しており興味深いです。http://www.city.kobe.lg.jp/information/committee/environment/eia/img/mat02-134th.pdf
興味があったので煙突の眺望景観パラパラと呼んでみました。
ここでいう眺望景観の評価は高さのみでした、因みに推奨する高さは唯一六甲山の稜線を遮らない120m案と総括していました。色彩やデザインに対する評価は行っていませんでした。私は開発前の環境アセスは必要だと思いますが眺望についてはあまり意味がないと思います。稼働時に煙がかなりの高さまで登るので。余談ですが、60m以上の煙突や鉄塔は航空法の規定で赤と白の縞々にペイントされますので色彩面で景観審の出番はありません。でも、日本代表のカラーなので良しとしましょう。
私は、工業地帯や港の大型クレーンや機械が動き回るさまや、高い煙突からモクモク湧きあがる煙、貨物や小型ボートが行きかう景観を見るのが大好きです。力強い躍動感があり生きて動いている街を実感できるからです。景観審にとっては綺麗な街並みこそが神戸らしさで、工業地帯や貨物ヤードの景観は違うのでしょう。景観規制は、多くの矛盾と例外を含み最初から半ば形骸化している条例であると思います。