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JT神戸支店跡で建設中の和田興産の分譲マンション「ワコーレ ザ・神戸トアロード」。山手幹線とトアロードの角地に立つ地上14階 地下1階 延床面積18,311.69平方メートル 総戸数193戸の大型分譲マンションプロジェクトです。東西にタワーマンション二基を擁しての建設現場はなかなか壮観です。
すでに敷地内一部では地上躯体の工事始まっていました!
敷地東側の1階部分の躯体工事の様子です。配筋された柱や壁に型枠が取り付けられてコンクリート打設が行われています。
東西に長い敷地に立つので完成するとかなり存在感のある建物になりそうです。建物の一部には神戸では珍しくカーテンウォールが採用されています。
まだ基礎工事中の敷地西側もこれから地上躯体が姿を現していく事でしょう。現在、和田興産が都心地区で進められている物件はこのトアロードと山本通の二ヶ所のみです。最近は大阪府下北部の都市での分譲を増やしているようです。今後は都心地区にて商業ビルやホテル、オフィスビル等の開発にも挑戦して総合デベロッパー化を目指して欲しいですね。
近隣地区で計画中の中山通ホテルプロジェクトの現場です。建設予定地の既存建物2棟が解体済ですが、残る北側1棟が未解体なので着工できていません。建築計画のお知らせも撤去されてしまいました。計画が頓挫したのでしょうか。
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ワコーレ ザ・神戸トアロードは久々の都心の大型物件ですが、わたし自身はこういった城型マンションは好きではありません。理由はその建物幅によって風景が完全に遮断されてしまうからです。これならタワーマンションの方が数段いいです。理由はデベロッパーは容積を使い切るために目一杯に設計するため、周囲に余剰空間が生まれません。ハコを縦にするか横にするかで空間の切り取りが違い、タワーにすればゴミゴミした都心空間に道路幅を広げ、緑や広場が作れ潤いも与えられるのに全否定する論調はいかがなものかと思います。
神戸の将来に否定的な意見が相次いでいますが、大型開発や高層ビル案件否定派の意見そのものは神戸市民の10%に満たないものと思われます。老人世代はともあれ、老人票を取り入れたい政治家、神戸新聞のようなマスコミの偏向報道に誘導されているだけだと思います。
げんにfacebookやその他SNSでは大型開発案件の記事評価には、いいね評価がだいたい8~9割で反対評価はだいたい1割程度です。
ただコメント欄を埋めるのは強硬否定派が大半です。ものすごく市民が反対しているように感じます。
見た目の勢いだけで世論が形成されています。それもほとんどが感情を中心にした意見ですね。大多数の神戸市民の本当の意見が抹殺された状況に不気味に思えます。
和田興産物件は中央区では減少していますが、周辺区部では小規模物件を中心にして増大しています。
神戸の市街地をあらかた開発すると、マンション厭世気分の神戸からたぶん大阪や東京を目指して本社移転すると思いますね。
自分は神戸市の再開発は大賛成です。大型開発が続くといい流れができるのですが。
一般に景観審議会なるものの存在は必要だと思います。行政が何も関与せずに民間企業が好き勝手に無秩序な開発をすれば、都市開発で最も忌むべきことの一つであるスプロール現象が起こるでしょう。ただ、神戸市の場合は違います。景観審議会が都市開発の足枷になっている。景観審議会は神戸市をどうしても衰退させたい人の集合体なのだと疑いたくなるほど機能していない存在です。景観条例はいわずもがなですね。行政は民間企業に過度に干渉すべきでない。むしろ制度を策定し後ろからサポートする役にあるべきです。
神戸市は面積自体は県下有数の広さですが、市街地は非常に限られています。だからこそわずかな平地を高度利用するしかない。それを景観審議会は理解しているのでしょうかね?超高層ビルが林立して何が悪いのでしょう?姫路城や京都のような大きな文化的観光資源のない神戸市にどうして高さ制限を課すのでしょう?
確かに、高齢者が住みよいまちづくりや高齢者の声を聞き、それを取り入れるのは行政として大事な仕事です。しかし、こと都市開発という観点から論ずると、これからの神戸市を創るのは大半がその高齢者ではなく、若者や企業です。だからもちろん高齢者もそうですが、特に若者や企業が魅力を感じるようにしなければならない。現に若者は首都圏に流出しているではありませんか。神戸市は崖から落ちかかっていることを理解すべきです。
H3Oさん
その共産的な意見に配慮するジェスチャーの為に景観審議会に無駄な幅を利かせさせているのだとしたら、こんな無意味な事はありませんね。必要なのは世代交代でしょうか。前々回の市長選で惜敗して県議になった樫野氏が高層ビルのない三宮再開発と提唱したのにはガッカリしましたが。
tssk・H[AuCl4]さん
全く以て同意見です。西日本最初の高層ビルである神戸商工貿易センタービルが立ったその意味を考えて欲しいですね。
現地を見ましたが、随分と鉄骨が歩道に迫り出してますね。想像以上に圧迫感がありました。
トアロードは観光客も多いのに、歩道を狭める(狭まった印象を与える)のは如何なものかと思いました。
高層化しなかった分、敷地を目一杯使う事になったので迫り出す形になったのでしょうか。南側にタワーが迫るのでマンション用地としてもなかなか難しい立地ではないかと思います。