神戸駅前のABCハウジング住宅展示場跡地で開発の進む神戸駅前プロジェクト。鴻池組の施工でサンテレビ本社と聚楽のホテルが入る地上12階 地下1階の複合ビルが建設されています。
前回から1ヶ月経過しました。乗り入れ構台が敷地の南北に渡って構築されており、ホイールローダーのラフテークレーン二台が稼働しています。
既に基礎は完成しており、地下1階の鉄筋コンクリート床の構築を開始しているようです。
鉄骨造の建物もよく一部鉄筋コンクリート造とあるのはこの基礎や地下躯体を示している事が多いようです。
南端のポンプ場横まで建築されているので建物の形状は変形L字型になります。
サンテレビは2021年から新社屋での放送を開始する予定です。このサンテレビも企業の都心回帰の一例ですが、P&Gやビオフィルミン製薬等、人工島や郊外から利便性の高い都心部にオフィスを移す例が増えています。働き方改革や人材確保には通勤に便利でゆとりのあるオフィス空間、交流施設の付帯等、企業やオフィスワーカーの求めるオフィスの在り方が急激に変化しており、最新のオフィスが供給されない都市は必然的にこれまで以上に競争力を失います。しかし再開発を促進したり、老朽ビルの建て替えには地権者やオーナーにメリットが無いと決断できません。容積率、税制上のメリットも勿論ですが、規制によって地価が下落すれば不動産の流動性は低下し、土地の集約化も抑制・停滞します。タワーマンション建設規制が決定した次回の公示地価の発表に注視が必要です。上昇に歯止めが掛かった場合、行政による資産価値向上への人為的抑制は批判の対象となるでしょう。
神戸駅前プロジェクト 基礎完成 地下階躯体の構築進む 人工島や郊外からの企業都心回帰
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今の神戸は、規制、規制で都市開発に「ダイナミック」が無いです。
国内の都市を御手本をせずに、諸外国に目を移すと似た都市で、「香港」と
「神戸」は地形や風景も良く似ているので「香港」の良い所を真似て欲しいです。樹木の緑や、人工的な池等を創ってそこに集う、鳥達や人々で賑わう都市になって欲しいです。