正家本店跡地

北野坂・東京そばの正家(まさや)本店跡地にテナントビル建設計画始動


通りに面して大きな水車がトレードマークだった北野坂の東京そばの正家(まさや)本店跡地で6年間に渡ってコインパーキングとして暫定利用されていた開発用地ですが、営業していたタイムズ三宮駅前第10が閉鎖され、その開発計画について先週に記事を掲載したばかりでしたが、具体的なプロジェクト始動に向けた動きが早速、現れ始めました。



フェンスによる簡易的な仮囲いが設置され、工事に着手する準備が開始されています。数多くの飲食店やナイトクラブの入るビルが立ち並ぶ北野坂にあって、新築ビルの建設は英和企画が保有する「RHYMSビル」の完成以来、12年ぶりとなります。



この土地はJR西日本グループのJR西日本プロパティ―ズが取得していた筈ですが、コロナ禍突入後、手放したようです。ビルの建築主は株式会社プレサンス。新築分譲マンション供給戸数トップの企業ですが、マンション開発デベロッパーとして名を馳せている同社がビルの建設を手掛けるという珍しいケースになる模様です。



数は少ないものの、大阪市内を中心にホテル事業も手掛けるプレサンスコーポレーション。公式サイトを確認する限り、テナントビルの開発実績は掲載されていませんが、大阪メトロ本町駅の近くのテナントビル、大阪市西区に店舗・事務所ビルの建設計画を相次いで始動させているようです。今後はマンション開発のみならず、テナントビルの開発・経営も事業の柱として育てていくのでしょうか。



敷地内では地質ボーリング調査が開始されています。大阪でのテナントビル事業を先行させていますが、三宮でもビルプロジェクトを進める事を決定したプレサンス。周辺では数々の大型再開発計画が進行しており、多くの訪日客が闊歩しています。



どの程度の規模のビルが計画されているのでしょうか。三宮が商業テナントビルの投資対象として認められたという事は進行中の大規模再開発や神戸空港の国際化による波及効果として捉えられるのではないかと思います。



立地としては申し分ない場所です。神戸三宮駅から徒歩数分。訪日客にも人気の高い北野へのアプローチにあり、通行量も多く、周囲のテナントビルも稼働率は高く、中山手幹線までの沿道にこのビル建設予定地以外に未利用地は存在しません。周辺では信和不動産も開発用地を抱えていますが、活用の方針が定まっていません。まずプレサンスのビルが羅針盤となって欲しいと思います。

POSTED COMMENT

  1. EYESTAR より:

    三ノ宮駅南側の行政およびオフィスビルの集積とは対象に、
    北野坂などの駅北側は古くから歓楽街の様相が強く、
    今後もその方向性は変わることはなさそうですが、
    全国的な知名度を高め集客を図る意味でも、
    高級ブティックや宝飾店、IT企業の直営店を誘致し、
    神戸ビーフの鉄板焼き店、高級寿司店などのPRを強化し、
    すでに一部取り組みが行われていたと思われる、
    キッチンカーが出店するマルシェを週末に歩行者天国化して
    大々的に開催しても良いのではと思いますね。

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