地下鉄西神・山手線学園都市駅前に立地する「キャンパススクウェア」はエリアの中核集客拠点としての役割を果たす地域の重要な商業施設です。

延床面積19,200平方メートル、売場面積11,900平方メートルで、元はダイエーが中核テナントに入る他、40以上の専門店も営業しています。施設管理は沿線の他商業施設同様にこうべ未来都市機構。

本館2階はダイエー・イオンフードスタイル専門店として、セリア他3テナントが営業していましたが、いずれも2月に閉店し、現在は改装工事が進められています。

2階フロアの半分以上の面積が閉鎖されており、4月中旬を目処に新テナントがオープンする予定です。

新たに出店するのはダイソー・THREEPYの複合店。Standard Productsは入らないようです。

それ以外のテナントですが、奥の区画にはガチャガチャの森がオープンします。

手前の大きな区画はアパレルのパレットが出店。こうした郊外エリアの商業施設のテナントはもうほぼ固定化しているようです。

それ以外の既存テナントはこれまで通り、継続営業中です。

同じくこうべ未来機構が運営管理している名谷の須磨パティオ、西神中央のエキソアレ、プレンティはリノベーション神戸のプロジェクトにより大規模な改装が行われました。このキャンパススクウェアも規模的にはこれらの商業施設に次ぐ規模を有していますが、老朽化が進んでおり、次のリノベーション対象になる可能性が高いと思われます。

学園都市はその名の如く、エリアに多くの大学を有し、学生の多い活気のある街です。住宅都市としての機能も高く、名谷に負けず劣らずの利便性もあります。

住民の高齢化が進む他エリアと比較しても学園都市の優位性は高く、従ってキャンパススクウェアの持つポテンシャルも高い筈です。

学園都市は名谷と南北で対になった舞多聞エリアの玄関口であり、交通の要衝の役割も果たしています。

よって駅前のバスターミナルは路線網も充実しており、三宮や大阪へのアクセスにも太いパイプを持ちます。やはり地下鉄西神・山手線には阪急の乗り入れが必要だったと強く感じます。梅田への直通運転は沿線の価値を飛躍させ、人口増の大きな起爆剤になったでしょう。

三宮再整備について北側駅前には殆ど手を付けないのは、未だ将来的な乗り入れ検討の可能性を残しているからなのではないかと推測しています。

学園都市の駅ビルも沿線の多くの他駅以上にしっかりとした駅ビル機能を有し、駅周辺の回遊動線の起点としての役割も果たしています。

駅前にはランドマークとなる再開発ビル「ユニバープラザ」。地上18階 地下2階 延床面積35,412平方メートルの大型複合ビルです。

各種学校、飲食店舗、事務所が入り、高層部は住宅となっています。

駅前やキャンパススクウェアには非常に多くの学習塾が存在しています。流石、学園都市といった側面でしょうか。

もう20年以上も前にいずれかの大学でTOEICを受験した記憶があります。学園都市をまともに訪れたのは恐らくそれ以来かと思います。いつも通り過ぎるだけだった街ですが、学生街と住宅街を上手に融合させた素晴らしい街でした。少子化が進んでいく中、学生街としての機能は収縮していく傾向は避けられませんが、やはり沿線の利便性の向上は通学意欲を高める事も期待できます。三宮の求心力を高めつつ、再び相互乗り入れを検討するタイミングを図るべきです。
学園都市・キャンパススクエア2階のリニューアルと西神・山手線の活性化
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