神戸阪急ビル増築工事は神戸阪急ビル東館の建替工事と西館の改修工事から成る神戸三宮駅ビルを一体的に再開発する大規模リニューアル工事です。メインとなる神戸阪急ビルは鉄骨工事がいよいよ20階の大台を越えました!
ホテル階の鉄骨建方は20-21階の2フロアの作業をこれまで同様に西側から順次進めています。
最高部付近の様子です。
オフィスフロアのアルミカーテンウォールの取付も12階まで完了し、残り3フロアとなりました。
カーテンウォールの取付完了フロアが増えてきたので、非常にオフィスビル然としてきました。
南側から眺める最高部付近です。南側のカーテンウォール取付は14階までに達しています。もうまもなく塔屋部分の鉄骨も覆われるでしょう。斜めに角度が付いている部分の仕上がりがどのようになるのか気になるところです。
壮観な壁になってきました。タワークレーンの高さも一段階、引き上げられたようです。
21階に達している西側はかなりの高さになってきました。100mの高さに達するまでにあとどれ位の時間を要するでしょうか。25-26階辺りが100mなのではないかと推測しています。2週間で2フロアずつを組み上げていますので、これまでのペースで工事が進むと1ヵ月後となります。
完成しているかにも思える改札外コンコースのリニューアルも所々にまだ追加の内装工事が入ります。梁に養生シートが被せられています。
午後の時間帯にも関わらずコンコース内に人が殆どいない異様な光景です。早朝や深夜ではありません。
JR西口改札方面にも渡って人気の無いコンコースです。前代未聞の状況です。
リニューアル工事中の神戸阪急ビルに西館とサンキタ通りの様子ですが、これまでと違う点がありますが、何かお分かりになりますでしょうか。
正解は街路樹です。阪急ビル側の街路樹が根元を残して全て伐採されました。従って物凄く視界が開けた感があります。
阪急ビルの建設進捗に伴い、いよいよサンキタ通りの再整備に着手する準備を整えているものと思われます。車道通行の制限もまもなく始まる事でしょう。
生田新道にてテナントビルの背後に聳える神戸阪急ビル東館。高さは80m位に達しているのではないかと思います。タワークレーンのマストの最上部辺りがこのビルの最高高さである120mでしょうか。
京橋筋から遠望する神戸阪急ビル東館。超高層ビルとしての存在感が増してきました。タワークレーンがかなり高い位置に達しているので市内各地から見ても非常に目立ちます。上棟のタイミングが視界に入ってきましたが、施工を担当する大林組も緊急事態宣言が出されていた7都府県における建設工事の中断に踏み切る模様です。阪急側の承諾を得ればこの工事もストップが掛かります。仕方ない事ですが、GW明けまでの今後2週間は少なくともこの工事についても追跡取材はストップとなります。来春の完成時期に対する遅れは取り戻せるでしょうか。
神戸阪急ビル増築工事 鉄骨建方は遂に20-21階に達する! 工事はGW明けまで中断?
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京町筋からの光景は日々眺めています。工事中のビルの真下に出来た三宮プラッツの白屋根がフィッシュダンスを想起させます。
当初の想定以上にコロナショックが長引きそうで、各所への影響も想像以上になりそうですね。
一部の予想では2年ほど続くとも言われている上に、世界恐慌以来のデフレが発生するとのIMFの予想は、想定の範囲内ながらも決してうれしい予想ではありません。
アフターコロナの世界は、これまでのようなグローバルな経済や観光での交流が続くかどうかも不明で、いままさにパラダイムシフトが起こっていると言っても過言ではないでしょう。
「大恐慌以来、最悪の不景気に陥る」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200410-00000121-nnn-int
神戸の場合インバウンドの需要をあまり受けていなかったので、コロナショックによる投資過多・供給過多の影響は大阪や京都よりは少なく済むかもしれません。
ただ、現にホテルはすでに供給過多ですし、JR三ノ宮駅ビルや今後予定されている三宮バスターミナルなどがダウングレードされてしまう可能性を私も懸念しています(ダウングレードで済まずに、中止ということもあり得ます)。
さすがにここまで建設が進んでいる神戸阪急ビルがダウングレードということはないとおもいますが。
神戸阪急ビルとは違う話で恐縮ですが、私が今最も懸念しているのは神戸空港の今後についてです。
このまま航空需要が低下し続ければ、神戸空港の国際化も発着数の規制緩和も必要ないでしょうし、果ては関空さえ危ういです。
すでにスカイマークも上場申請の中止を決定しました。
アフターコロナの世界で航空需要が戻ってくるのかさえ不明ですので、最悪の場合神戸空港が不良債権化する可能性も想定しなければなりません。
一方でコロナショックによりテレワークが一般的になりつつあるのは、郊外に広く住宅地を有する神戸市にとっては朗報でもあります。
神戸市は日本版シリコンバレーを推進しているようですが、ITとテレワークの相性は非常に良いので、神戸はシリコンバレー推進と併せて率先してテレワークを進めるべきです。
ただテレワークが一般化しても、神戸に住む必要がない人にとってはあくまでも神戸は選択肢の一つに過ぎないので、今のうちに周辺自治体よりも社会保障を充実させておくべきでしょう。
いま社会保障を手厚くしておけば、人口を増やして人口減少ワースト1位の汚名を返上することも可能だと思います。
それとこの4月から自動運転レベル3が国内で解禁になり、今夏にはホンダから自動運転レベル3の自動運転車が販売されます。
郊外型住宅地のラストマイルの解決にはレベル4が必要ですが、問題解決が近づいているという希望も捨ててはならないように思います。
ホンダなど、今夏にも自動運転車市販へ 改正法施行で
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57774800X00C20A4XA0000/