御幸通4丁目の立体駐車場跡地で建設中のグリーンリッチホテル神戸三宮。地上14階 延床面積4,382.76平方メートル 客室数155室のビジネスホテルで大和ハウス工業の施工で工事が進んでいます。10月から開始された鉄骨建方が完了した模様です。
鉄骨が立ち上がると、かなりの存在感があります。
日本のビジネスホテルは部屋は狭いですが、設備、アメニティ、システム等が優れており、これらの平準化も進んで全国どこに行っても同じ内容の高質なサービスが受けられるチェーンも多くなってきました。
このグリーンリッチホテルは西日本を中心に展開されていますが、数度宿泊した事があります。部屋はまずまずの広さが確保されており、大浴場も備わります。新興ホテルチェーンは資金の少ない内は既存ホテルのリブランドからスタートする所が多いですが、十分なリノベーションが行き届いていないと、新築ホテルが雨後のキノコのように建つ昨今ではハードから大きく差がつきます。
やはり新築ホテルの宿泊は気持ちが良いですね。この建設ラッシュで築浅ホテルに泊まれる機会も増え、新しい事がアドバンテージにならなくなった今、新規参入と相次ぎ、いかに差別化によって埋没を防ぎ、リピーター獲得に繋げられるかが課題です。またこれらの建設ラッシュで建てられたホテルが皆、同じ速度で老朽化していくので、将来的にはリノベーションや建て替えも資金力の有無が左右する事になるでしょう。
来年はこのホテルを含み8棟のホテルが開業する予定です。
グリーンリッチホテル神戸三宮新築工事 鉄骨建方完了
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これから数年間毎年のようにホテルの新規オープンが続きますが需要が気になります。
乙仲の新築ホテルは、平日なら、勿論価格は変動しますが、ツイン大人2名利用で6000円 一人3000円、素泊まりシングル利用1泊2350円(税・サ込)~だって。グランドオープンは年明け1月からのようですが、これが通常価格になるなら大阪の民泊並の価格ですね。カプセルに泊まるよりも安い。
民泊の規制が厳しい神戸では民泊仕様のホテルが今後一定数増えるのかもしれませんね。
でも、これじゃぁ観光客が大幅に増えないと既存のホテルは厳しくなりそうです。