New Open

ミント神戸・「エムマルシェ」&センター街「CW-X」オープン

marche06.jpg

JR三ノ宮駅前の複合商業ビル「ミント神戸」の地下1階に、9月22日「エム・マルシェ」が開業しました。食品スーパー「KOHYO」を核テナントに他4店舗がオープンしました。

marche11.jpg

駅からエム・マルシェへと続くアクセス路となっているのがエム・キッチンと呼ばれる飲食店街です。エム・キッチンのエントランスにはエムマルシェとKOHYOの文字がしっかりと刻まれています。

marche10.jpg

撮影した時間帯がまだ朝早い段階だったので、まだ人通りはまばらでしたが、同日の午後に再度、エム・キッチンを通りかかった際にはエム・マルシェの開業効果あってか、これまで以上の人の流れがありました。

marche12.jpg

エム・マルシェの前にはイオン系列となったKOHYOのワオンカード入会キャンペーンが行われていました。さんのみや阪神食品館の休業以来、ひっそりとしていたこの通路は見違える程、人通りが増えました。来年度には阪神三宮駅と直結するので、ますます重要性が増すことでしょう。

marche13.jpg

肝心の店舗内ですが、開店当初からすでに大勢の人々でごった返しており、ゆっくり店内を見て回るという状況とは程遠く、開店記念イベントやセールとして、KOHYOではマグロや牛肉の解体ショーが盛んに行われていました。フロア構成は中央にKOHYOが構え、東側エントランスの左側にフラワーショップ「HAPPY」、右側にジェラートカフェ「ミルキッシモ」、そして西側ダイエーへの連絡通路入口付近に惣菜の「ヤマガキ」、ヤマガキとHAPPYの間にベーカリー「ローゲンマイヤー」が配置されています。

marche09.jpg

エム・マルシェの開業と共にダイエー方面への地下通路も再度、開通しました。ある意味、同通路を伝って食品スーパー3軒をハシゴできるという凄まじく競争社会的で、逆に買い回り客には選択肢が豊富な環境が整っていることになります。

まだ触りを拝見しただけですが、エム・マルシェの構成は悪くはないと感じました。KOHYOに至っては生鮮食料品は当然として、輸入食品の豊富さ、手作りオムライスのカウンター販売等、都心店としてのバラエティ豊かなサービスを心掛けており、これに加えて個性的且つ使い勝手の良い専門テナントが加わっているので、周辺オフィスのビジネスマンやOL、会社帰りの人々にも重宝されるのではないかと思われます。私の勤める大阪・淀屋橋のKOHYOも地下鉄駅と直結しており、昼夜を問わず、周辺オフィスから多くの人々を集めています。阪神三宮駅東口が開業すれば大幅にに通行人数は増加することになるはずですから、手堅い商売をするのではないでしょうか。

開業ブームの混雑がひと段落した時点で再度、訪れてみたいと思います。

cw-x02.jpg

続いて三宮センター街に話題を移します。取材日は三連休の最終日でしたが、相変わらず多くの買物客で混雑していました。このセンター街に新たにオープンしたショップがあります。

cw-x.jpg

ジュンク堂やナガサワ文具、HMV等が入居するE.I.Tビルの1階。以前は上島フーズの運営するカフェが入っていた場所ですが、エム・マルシェ同様に9/22に開業したのがワコールの直営するスポーツウェアショップ「CW-Xコンディショニングストア三ノ宮店」。首都圏以外では初の出店となります。最近の神戸はスポーツ界でも注目を集めています。INAC神戸の選手がなでしこジャパンで大活躍したり、今秋には神戸マラソンが開催される予定であり、ある意味タイムリーな出店といった所でしょうか。

開店祝いとして業界著名人からお花が届いていました。

神戸でもランニングステーションと呼ばれるランナーの為の拠点が整備され、都会のランナーをサポートする環境が整いつつあります。神戸マラソン開催と参加人数の多さ、注目度の高さ等が今回のワコール直営店出店の一因なのでしょう。

daniel.jpg

もう一軒、センター街付近で個人的に気になるお店がここ。いつも行列が出来ています。クレープ専門店の「ダニエル クレープとカヌレ」。まだ一度も挑戦したことはないのですが、スイーツ好きの私はかなり興味を惹かれています。でも一人ではちょっと買い辛いので、嫁さんと一緒の際に一度トライしてみたいです。

banshu09.jpg

最後は先日お伝えした旧播州信用金庫三宮支店の解体工事の様子です。中央通から眺めると、すでに建物の姿は見当たりません。防護ネットと仮囲いのみになっています。

banshu10.jpg

裏側に回ると、瓦礫の山が広がっていました。これら瓦礫の撤去後、仮囲いが取り払われてコインパーキングが整備されるものと思われます。建築計画のお知らせが設置されるのはいつのことになるのでしょうか。そしてどんな建物が建つのでしょうか。解体工事完了後も注視していきたいと思います。



関連記事
New Open

神戸ダイヤモンドビルの商業ゾーンが完成 3ブランドのメゾネット店がオープン 大丸神戸店は大丸トップの売上を維持するが来期以降は?

2023年5月19日
こべるん ~変化していく神戸~
低層階の商業ゾーン化を進めていた旧居留地の神戸ダイヤモンドビルに全てのテナントが出揃い、プロジェクトが完了しました。  …

POSTED COMMENT

  1. 旅人 より:

    ミントには今度神戸に帰ったら行ってみたいと思います。
    たぶん年末年始になると思いますが・・・
    阪神三宮駅の東口につながったらどうなるのか楽しみです。

    次の楽しみはやっぱりJR三ノ宮駅の建て替えですよね。
    確か平成23年度中に案をまとめるという話でしたが。
    どうなんでしょうね?

  2. しん@こべるん より:

    旅人さん

    三宮駅東口も非常に楽しみなプロジェクトですよね。安全面と利便性の向上が改良工事の目的ですが、開通後にはどんな効果が表れるのか興味深いです。

    JR三ノ宮駅は・・・今、時期的にはちょっと微妙な感じですね。欧州の金融危機が目前に迫っている今、簡単には動くことができないかもしれません。でも構想は練られているとは思いますので、とりあえず来春まで待つしかありませんよね・・・。

  3. sirmountbatten より:

    本当に残念なお知らせで気が引けますが、こちらの解体中の三宮中央通の播信三宮支店跡地にはコリア系資本のパチンコ店が建設されるそうです。私の両親もこの通りにお店をしてますが、情報通のお隣さんが銀行(み〇ほ銀行支店幹部)関係者から聞いた情報です。
    何かの間違えで、私が後々『あの情報は間違えでした、失礼しました』と言えるようになったら救いなのですが。。。。
    まあ賑わうっちゃあ賑わいますが、この割と品のあるこの通りにパチンコ店とは。。。 まあこれが神戸の現実なんでしょうね。
    例えるのがちょっと難しいですが。(ジャンクフードを馬鹿にするつもりはありませんが)会席料理のコースにいきなり焼きそばかハンバーガーが入ってるようなもので、全体の品が格段に下がるようで残念でなりません。
    何か情報がありましたら教えていただきたいです。。

  4. しん@こべるん より:

    sirmountbattenさん

    え??パチンコ店ですか・・・。中央通のあの界隈にパチンコ店は勘弁して欲しいですね。そごう新館からパチンコ屋がなくなって、ホっとしたのも束の間、今後は中央通とは・・・。パチンコ屋が悪いわけではないですが、仰る通り、場所柄に適した活用をするべきかと思います。市の景観条例規制は六甲山の稜線云々よりも、こうしたケースに規制を課すべきです。なんとか本通側に店舗入口を設置し、中央通側は別の活用をお願いしたいところです。

旅人 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です