三宮再整備

サンキタアモーレ広場のデザイン案を神戸市が公募 パイ山公園は新世・三宮を象徴する

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神戸市は20日付けのプレスリリースにて現在、神戸阪急ビルの建て替え工事に伴って閉鎖中のサンキタアモーレ広場の新たなデザイン案を広く募る事を発表しました。

同広場は新しい神戸阪急ビルの完成と共に再び開放され、再開発によって生まれ変わる三宮を象徴する存在となります。

これまで広場内にあった市営地下鉄三宮駅5番出口も撤去されたので、今まで以上に開放感のある広場になります。広場の面積は約1,000平方メートル。次代を担う駅前広場としてどのようなデザインが相応しいでしょうか。



前広場のシンボルだったパイ山は新広場へのレリーフとして一部は継承して欲しい気もしますが、以前のように沢山は不要かもしれません。

三宮屈指の待ち合わせ場所として高い人気を誇ったこの広場は新しい阪急の駅ビルと共に新生・三宮の象徴として生まれ変わる予定です。将来的には三宮クロススクエア構想によるフラワーロードの改変が行われ、広場は拡充される予定ですので、これも踏まえたデザインが必要になってくるのではないかと思われます。

公募のスケジュールは応募登録が1月18日まで。選定は2月上旬~3月上旬。そして3月中旬~下旬には結果が発表されます。

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個人的には待ち合わせと場所という事を考えて全天候型対応の空間が良いのではないかと思います。自然光を通す(フレームとガラスもしくは今、流行りの膜素材)のドームで覆うというのも一案です。写真はJR金沢駅のドームです。これは少し大き過ぎますが、このミニ版を考えてみました。



やはり開放感の高さを求めると共に阪急ビルを際立てさせる為に、広場の形に合わせた楕円形且つ強化ガラスを使った平面屋根を設け、屋上は駅前展望台やイベント空間にするのも有りかと思います。写真は名古屋の久屋大通にあるオアシス21です。これまた大き過ぎますので、これのミニ版として考えられないかと思います。

屋根は無い方が良いという意見に対しては、中央に大きなパイを1つだけ設けてその中心に大きなシンボルツリーを植樹し、「大木」ならぬ「パイ木」広場とします。夏には木の葉が木陰を作って日差しを防ぎ、冬には飾り付けや電飾を付けて駅前に巨大なクリスマスツリーが登場します。

私のアイディアよりももっと独創的な提案がある事を期待したいと思います。

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POSTED COMMENT

  1. うぃちた より:

    個人的にはサンキタ通りも含めて広場にしてほしいですね
    うめきた2期のレベルは無理だと思いますけど、北野坂への入り口として欧州感あふれる広場でかつ北野坂まで擬洋風建築で統一した町並み…無理だとは思いますが実現してほしいですね

  2. sirokuma より:

    規模的にはここには無理ですが、池袋西口公園プロジェクト(三菱地所)のようなものが神戸にも欲しいですね。
    https://www.mj-sekkei.com/project/641
    かっこいい。…こんなのが東公園か新港町再開発エリア又はメリケン辺りに有ったらなぁ。

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