りそな銀行ビル跡地

ドーミーイン神戸元町新築工事

dormyinn31.jpg

りそな神戸ビル跡地で戸田建設の施工で建設されているドーミーイン神戸元町。地上14階 延床面積9,741.14平方メートル 高さ49.95mの規模を誇るビジネスホテルです。

dormyinn34.jpg

前回の取材時だった7月上旬はまだ杭工事が進んでいましたが、なんともうタワークレーンが登場しました!

それもそのはず。この建物の構造は鉄筋コンクリート造です。この規模の鉄骨造だと鉄骨建方をラフテークレーン等で完了させてからタワークレーンを載せるというホテル建築が多いです。鉄骨建方を終えた三宮の相鉄フレッサインにもタワークレーンが登場したようです。

dormyinn35.jpg

タワークレーンの部材搬入の為だったのか、仮囲いの一部が簡易ゲート化していました。基礎のコンクリート打設までは終わっているようでした。地上部の躯体工事が始まるまでにはまだもう少し時間が掛かりそうです。

dormyinn32.jpg

仮囲いは南京町らしくカラフルに飾られています。観光ガイドマップの役目も担っているようです。

dormyinn33.jpg

栄町通を東側から望んだ際のドーミーイン神戸元町建築現場です。高さ約50mのビルなので、結構な存在感が出てくると思われます。右端の狭小ビルが下のパースにも描かれていますが、この対比でのスケール感から考えても重量級の建物です。

dormyinn30.jpg

もしかしたらタワークレーンはもう1基の投入もあるかもしれません。躯体の成長が楽しみです。

ドーミーインというホテル名称ですが、ドーミーは英語のドミトリー(Dormitory・寮)から作られた造語です。運営会社の共立メンテナンスは当初、学生・社員寮の運営管理受託事業を主としていましたが、ドーミーイン事業=ホテル事業も新たな柱として成長させてきました。昨今のインバウンド需要がその成長に拍車を掛け、遂にはホテル事業が本業を上回ったそうです。そんな環境下で開業準備が進められているドーミーイン神戸元町は恐らく同社最大級の旗艦ホテルになるのではないかと思われます。客室数も300室を越えるのではないでしょうか。ちなみに現在の最大客室数を誇るのはドーミーイン大阪谷町の305室で延床面積9,702.34平方メートルで神戸元町とほぼ同規模です。公式発表が待たれます。



関連記事
りそな銀行ビル跡地

(仮称)ドーミーイン神戸元町新築工事 上棟まであとどれ位? ホテル開業は2020年 香港カフェも併設

2019年8月20日
こべるん ~変化していく神戸~
昨年の11月より地上部分の躯体工事が開始されて以来、早9ヶ月。ドーミーイン神戸元町の新築工事はスローペースで進行してきました。月1回の頻 …
りそな銀行ビル跡地

ドーミーイン神戸元町新築工事 タワークレーンが姿を消す 外観仕上げは最終工程に突入 最上階は天然温泉浴場開業予定

2020年2月16日
こべるん ~変化していく神戸~
栄町通に面したりそな神戸ビル跡地に建設中のビジネスホテル「ドーミーイン神戸元町(仮称)」。このホテルの正式名称は「ドーミーイン神戸」 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です